
Arturia
Keystep
USB/MIDIキーボードコントローラー。ギター用エフェクターではなく、シンセサイザーやDAWソフトウェアなどを演奏・制御するための楽器。コードモードやアルペジエーター機能があり、音楽制作やライブパフォーマンスに役立ちます。
Keystep のレビュー
Arturia / Keystep とは
Arturia / Keystep は、MIDIキーボードとしての機能に加え、シーケンサーやアルペジエーターといった、音楽制作において非常に有用な機能をコンパクトな筐体に凝縮したユニークなデバイスです。DAW(Digital Audio Workstation)での作曲はもちろん、ハードウェアシンセサイザーやモジュラーシンセサイザーとの連携も視野に入れた、プロフェッショナルな音楽制作環境に新たな可能性をもたらす製品と言えます。
Arturia / Keystep の特徴
1.Slimkeys鍵盤
Arturia独自の「Slimkeys」鍵盤を採用しており、ミニ鍵盤ながらも、ベロシティとアフタータッチに対応しています。これにより、表現力豊かな演奏が可能となり、楽曲に繊細なニュアンスを加えることができます。プロの演奏家でも納得できる、タッチの良さが魅力です。
2.パワフルなアルペジエーター
内蔵されたアルペジエーターは、8つのモードと、レイト、スウィング、ディケイ、ゲートといった細かなパラメータ調整ができるため、多彩なアルペジオパターンを生成できます。これにより、単調になりがちなフレーズに躍動感を与えることができ、インスピレーションを刺激してくれるでしょう。
3.シーケンサー機能
最大64ステップのシーケンスを記録・再生できるシーケンサー機能も搭載しています。ピッチ、ゲートタイム、タイミングの編集もできるため、複雑なメロディラインやリズムパターンを構築するのに役立ちます。DAWとの連携はもちろん、単体でのアイデア出しにも活用できます。
4.豊富な接続端子
USB MIDI、MIDI IN/OUT(DIN 5ピン)、CV/GATE OUT、クロックIN/OUTといった、現代の音楽制作で必要とされる端子を網羅しています。これにより、PCはもちろん、様々なハードウェアシンセサイザーやモジュラーシンセサイザーとの接続がかんたんに実現できます。
5.ポータビリティと堅牢性
コンパクトで軽量な筐体は、持ち運びにも適しています。それでいて、しっかりとした作りはライブパフォーマンスやスタジオでのヘビーユースにも耐えうる堅牢性を備えています。どこへでも持ち運んで、いつでも創造性を発揮できるパートナーとなるでしょう。
まとめ
Arturia / Keystep は、そのコンパクトなサイズからは想像できないほどの多機能性と表現力を兼ね備えた、とても魅力的なデバイスです。キーボードプレイヤーとしての演奏はもちろん、シーケンサーやアルペジエーターを駆使して新しい音楽のアイデアを生み出すための強力なツールとなります。DAWユーザーからハードウェア愛好家まで、幅広い層の音楽プロデューサーにおすすめできるエフェクターです。