
Boss
VG-800
ギターのサウンドを様々なアンプやエフェクター、さらにはシンセサイザーやアコースティックギター、ベースギターなど、多種多様な楽器にモデリングできる先進的なギター・モデリング・プロセッサー。1990年代後半に発売され、当時の最先端技術で、これ一台で幅広いサウンドメイクが可能でした。
VG-800 のレビュー
Boss / VG-800 とは
Boss / VG-800 は、ギターのサウンドをデジタルでモデリングし、多様なアンプやエフェクトサウンドを創出できるギターモデリングプロセッサーです。アコースティックギターやエレキギターだけでなく、ベース、さらにはキーボードやドラムといった MIDI 楽器まで、幅広い楽器のサウンドを再現できる点が特徴です。
Boss / VG-800 の特徴
1. 豊富なモデリングサウンド
VG-800 は、有名ギターアンプ、エフェクト、さらにはアコースティックギターやベース、ドラム、キーボードといった多彩な楽器のサウンドをデジタルでモデリングしています。これにより、自宅での練習からレコーディング、ライブパフォーマンスまで、あらゆるシチュエーションで理想のサウンドメイクができます。
2. 直感的な操作性
ボタンとノブ、そして液晶ディスプレイを組み合わせたインターフェースは、Boss 製品らしい直感的な操作性を実現しています。プリセットの選択やエフェクトのパラメーター調整などが、試行錯誤しながらでもかんたんにできるため、サウンドメイクに集中できます。
3. MIDI 機能の搭載
VG-800 は MIDI 入出力端子を備えています。これにより、外部の MIDI キーボードやシーケンサーから VG-800 をコントロールすることが可能です。例えば、キーボードでギターサウンドを演奏したり、MIDI データでソングをトリガーしたりといった、音楽制作における表現の幅を広げる使い方ができます。
4. 充実したエフェクト群
アンプモデリングだけでなく、ディストーション、オーバードライブ、コーラス、ディレイ、リバーブなど、定番のエフェクトが豊富に搭載されています。これらのエフェクトは、モデリングサウンドと組み合わせて使用することで、さらに個性的なサウンドを創り出すことができます。
5. 多彩な入出力端子
ギター入力はもちろん、MIDI、AUX IN、PHONES、LINE OUT (L/MONO, R) といった入出力端子を備えています。これにより、ミキサーやオーディオインターフェースへの接続、外部音源とのミックス再生などもかんたんに行え、レコーディング環境への組み込みもスムーズです。
まとめ
Boss / VG-800 は、その名の通りギターサウンドのモデリングに特化しつつも、MIDI 機能や多様な楽器のサウンド再現性といったユニークな機能を持つ多機能プロセッサーです。自宅でのアイデア出しやサウンドチェック、さらにはライブでのサウンドバリエーションの確保まで、様々な場面で活躍できる一台と言えるでしょう。音楽制作のプロフェッショナルにとって、サウンドメイクの可能性を広げてくれる、とても頼りになる存在です。ぜひ試してみていただきたいおすすめの機材です。