
Korg
NanoPAD2
ギター用エフェクターではなく、DAW(作曲ソフト)のコントローラー。パッドを叩いてドラム音色やループをトリガーし、作曲や演奏の効率化をサポートします。
NanoPAD2 のレビュー
Korg / NanoPAD2 とは
Korg / NanoPAD2 は、コンパクトなサイズに16個のパッドを搭載したUSB MIDIコントローラーです。DAWソフトウェアのドラムパート入力はもちろん、シンセサイザーのコントロールやサンプルのトリガーなど、多様な音楽制作の現場で活用できる、とても汎用性の高いデバイスと言えます。
Korg / NanoPAD2 の特徴
1. 16個のマルチカラー・パッド
Korg / NanoPAD2 の最大の特徴は、この16個のパッドです。ベロシティ・センシティブに対応しており、叩く強さに応じて音量やニュアンスを表現できます。さらに、マルチカラー仕様なので、パッドに割り当てた楽器や機能ごとに色分けすることで、視覚的な分かりやすさが格段に向上します。これは、複雑なトラックメイクを行う際に、とても役立ちます。
2. 豊富なコントローラー
パッド以外にも、X-Yコントロールやアルペジエーター、タップテンポ機能など、音楽制作を豊かにする多彩なコントローラーが搭載されています。これらの機能を使うことで、DAW上でのパラメーター操作を直感的に行ったり、フレーズに動きを加えたりすることがかんたんにできます。
3. コンパクトなデザインとUSBバスパワー
Korg / NanoPAD2 は、その名の通りnanoシリーズならではの非常にコンパクトなデザインが魅力です。場所を取らないため、デスクトップ環境での作業はもちろん、持ち運びにも適しています。また、USBバスパワー駆動のため、電源アダプターが不要な点も、セッティングの自由度を高めてくれます。
4. 充実したプリセットとカスタマイズ性
ドラム、キーボード、コントローラーなど、用途に応じたプリセットが用意されており、すぐに使い始めることができます。さらに、各パッドのMIDIノートナンバーやCCメッセージなどを自由にカスタマイズできるため、自身のワークフローに合わせて最適化することが可能です。
5. iPad/iPhone対応
別売りのApple Lightning – USB Camera Adapterなどを使用すれば、iPadやiPhoneにも接続して使用できます。これにより、モバイル環境での音楽制作も、より本格的に行うことができます。
まとめ
Korg / NanoPAD2 は、そのコンパクトな筐体の中に、音楽制作を効率的かつクリエイティブに進めるための機能が凝縮された、とても魅力的なMIDIコントローラーです。ドラマーはもちろん、サンプリングを多用するクリエイター、シンセサイザーを深く掘り下げたい方など、幅広い音楽制作者にとって、強力なパートナーとなるでしょう。音楽制作の幅を広げたい方には、ぜひおすすめしたいエフェクターです。