
Mooer
Micro Preamp 005 Fifty-Fifty
ブリティッシュクランチサウンドで有名なMatchless DC30アンプのサウンドを再現したプリアンプペダル。クリーンからオーバードライブまで多彩なトーンメイクが可能で、ギターアンプのサウンドキャラクターを劇的に変化させます。
Micro Preamp 005 Fifty-Fifty のレビュー
Mooer / Micro Preamp 005 Fifty-Fifty とは
Mooer / Micro Preamp 005 Fifty-Fifty は、伝説的なハイゲインアンプである「MESA/Boogie Dual Rectifier」のサウンドをコンパクトなペダルに凝縮したプリアンプペダルです。ギターサウンドの核となるプリアンプ部を再現し、多彩なサウンドメイクを足元で実現します。
Mooer / Micro Preamp 005 Fifty-Fifty の特徴
1. Dual Rectifierサウンドの忠実な再現
このペダルは、MESA/Boogie Dual Rectifierの持つパワフルでウォームなクランチサウンドから、タイトでアグレッシブなハイゲインサウンドまで、その特徴的なサウンドキャラクターを忠実に再現しています。モダンなメタルサウンドはもちろん、ブルースやロックといった幅広いジャンルにも対応できる汎用性を持っています。
2. 2チャンネル仕様と独立したEQ
Clean/CrunchチャンネルとLeadチャンネルの2つのチャンネルを備えており、それぞれに独立したEQ(Bass, Mid, Treble, Presence, Contour)が搭載されています。これにより、チャンネルごとに細かくサウンドメイクを行うことができ、求める音色へかんたんに到達できます。
3. FXループ搭載
ペダルのバックパネルにはFXループが装備されています。これにより、ディレイやリバーブなどの空間系エフェクターをプリアンプの後段に接続することができ、より自然で広がり感のあるサウンドメイキングが可能です。
4. キャビネットシミュレーター機能
XLRアウトプットからは、IR(インパルス・レスポンス)キャビネットシミュレーターを搭載したサウンドが出力されます。これにより、アンプに直接接続するだけでなく、ミキサーやオーディオインターフェースに接続して、キャビネットを通したリアルなサウンドを直接レコーディングできることも大きな魅力です。
5. コンパクトなサイズと堅牢な設計
MooerのMicro Preampシリーズならではのコンパクトな筐体は、ペダルボードでのスペース効率に優れています。また、金属製の堅牢なボディは、ライブでの使用にも耐えうる信頼性を備えています。
まとめ
Mooer / Micro Preamp 005 Fifty-Fifty は、MESA/Boogie Dual Rectifierのパワフルなサウンドをコンパクトなペダルで実現する、とても魅力的なプリアンプペダルです。2チャンネル仕様、独立したEQ、FXループ、そしてキャビネットシミュレーター機能など、プロフェッショナルな現場でも十分通用する機能を搭載しています。ギターサウンドの核となるプリアンプとして、またレコーディングでのアンプモデリングとして、多くのミュージシャンにとって頼れる存在となるでしょう。このペダルは、サウンドメイクの幅を大きく広げてくれる、おすすめのエフェクターです。