
Polyend
Polyend Play
DJやライブパフォーマー向けのシーケンサー搭載型パフォーマンスツール。ギターエフェクターではありません。複数の楽器のフレーズやリズムを同時に作成・演奏し、レイヤー化して複雑な楽曲を構築できます。
Polyend Play のレビュー
Polyend / Polyend Play とは
Polyend / Polyend Play は、スタンドアロンで動作するシーケンサーであり、豊富なエフェクトを内蔵したサウンドジェネレーターでもあります。直感的な操作性とユニークなサウンドメイク機能により、既存のワークフローを拡張し、新たな音楽的アプローチを可能にします。
Polyend / Polyend Play の特徴
1. 直感的でパワフルなシーケンサー機能
Polyend Play は、ステップシーケンサーとパフォーマンスシーケンサーを融合させた、とても柔軟なシーケンシング環境を提供します。最大64ステップのパターンを複数組み合わせ、複雑なフレーズやビートをかんたんに構築できます。各ステップには、ベロシティ、パン、チューニングなどの詳細なパラメーターを設定できるため、表情豊かな演奏表現が可能です。また、グリッドモードやフォールバック機能など、ライブパフォーマンスにも適した機能も備わっています。
2. 豊富な内蔵エフェクト
Polyend Play は、16種類もの高品質なエフェクトを内蔵しています。ディレイ、リバーブ、コーラス、フランジャーといった定番エフェクトはもちろん、ビートクラッシャーやビットクラッシャーのような破壊的なサウンドメイクに最適なエフェクトまで幅広く搭載。これらのエフェクトは、シーケンスにリアルタイムで適用することができ、サウンドに奥行きや個性を与えることができます。
3. クロスモジュレーション機能
この製品のユニークな特徴の一つが、クロスモジュレーション機能です。これは、異なるシーケンスやモジュレーションソースを互いに影響させ、予測不能で実験的なサウンドを生み出す機能です。意図しない偶然性が、新しいアイデアの源泉となることは少なくありません。
4. サンプルベースのサウンドエンジン
Polyend Play は、内蔵のサンプルを読み込んでサウンドを生成します。これにより、外部のシンセサイザーやドラムマシンとの連携もスムーズに行えます。サンプルのピッチやエンベロープを細かく調整することで、オリジナルのサウンドデザインも楽しめます。
5. MIDIおよびCV/Gate入出力
MIDI入出力はもちろん、CV/Gate入出力も備わっているため、ヴィンテージシンセサイザーやモジュラーシンセサイザーとの連携も可能です。これにより、Polyend Play を中心とした、より広範な音楽制作システムを構築できます。
まとめ
Polyend Play は、その直感的な操作性、豊富なエフェクト、そしてユニークなクロスモジュレーション機能により、既存の音楽制作環境に新たな刺激をもたらす製品です。シーケンサーとしての役割だけでなく、サウンドジェネレーターとしても非常に高いポテンシャルを秘めています。新しいアイデアを模索しているプロデューサーやミュージシャンにとって、間違いなくおすすめできるエフェクターです。