Effector Zone

ギターエフェクターのデータベースサイト

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

4ms Company Triwave Picogenerator

4ms Company

Triwave Picogenerator

Ring ModulatorSynth Voice

超短パルス波形を生成するユニークなエフェクター。ピコ秒単位の非常に短いトリガーパルスを生成し、モジュラーシンセサイザーのシーケンサーやクロックディバイダーなどと連携させることで、複雑なリズムパターンやタイミング同期を生み出します。ノイズやグリッチサウンドの生成にも活用できます。


Triwave Picogenerator のレビュー

4ms Company / Triwave Picogenerator とは

4ms Company / Triwave Picogenerator は、非常にユニークな機能を持つシンセサイザーモジュール、もしくはギターエフェクターとしても利用できる波形生成器です。その名の通り、3つの異なる波形(トライアングル、ソウ、スクエア)を生成し、それらを複雑に組み合わせることで、従来のシンセサイザーやエフェクターでは実現が難しかった、表情豊かで有機的なサウンドメイクを可能にします。

4ms Company / Triwave Picogenerator の特徴

1. 3つの波形生成機能

Triwave Picogeneratorは、トライアングル波、ソウ波、スクエア波という、シンセシスにおいて基本となる3つの波形をそれぞれ生成できます。これらの波形は、それぞれ独立して、あるいは組み合わせて使用することで、サウンドの基盤を豊かに構築します。個別に波形を選択するだけでなく、それらをブレンドすることで、独特な倍音構成を持つサウンドも創り出せます。

2. 複雑なモジュレーション設定

このモジュールの最大の特徴は、各波形の発振周波数や波形の種類、そしてそれらの関係性を細かくコントロールできる点にあります。多数のコントロールノブとCV(コントロールボルテージ)入力を備えているため、外部モジュレーターやシーケンサーと連携させることで、時間と共に変化するダイナミックなサウンドテクスチャーを生成できます。これは、単なるエフェクト処理を超えた、サウンドデザインの領域に踏み込むことを意味します。

3. 複数の出力

生成された波形は、個別の出力端子から取り出すことができます。これにより、各波形を別々のエフェクターに通したり、ミキサーの異なるチャンネルにルーティングしたりすることが可能です。また、これらを組み合わせてステレオ信号を生成するなど、サウンドメイキングの自由度を格段に高めます。

4. エクスプレッション・コントロール

CV入力が豊富に用意されているため、ペダルやLFO、エンベロープジェネレーターといった外部モジュールからの信号で、様々なパラメーターをコントロールできます。これにより、演奏者の意思を反映した、生きたサウンドを生み出すことができます。これは、ライブパフォーマンスにおいても、スタジオワークにおいても、その表現力を大きく広げる要素となります。

5. ユーティリティとしての側面

Triwave Picogeneratorは、単に音を出すだけでなく、クロック信号やトリガー信号を生成するユーティリティとしても活用できます。他のモジュールや機材との同期を取りながら、複雑なリズムパターンやトリガーシーケンスを生成することで、楽曲全体のグルーヴや構造に影響を与えることができます。

まとめ

4ms Company / Triwave Picogenerator は、その多機能性と深いコントロール性によって、音楽制作のプロフェッショナルにとって、非常に魅力的なツールです。従来のシンセサイザーやエフェクターの枠を超え、全く新しいサウンドテクスチャーを創造するための強力な選択肢となるでしょう。既存のサウンドに変化を加えたい、あるいは全く新しい音響空間を構築したいと考えるクリエイターにとって、このモジュールはまさに探求すべきエフェクターです。


価格をチェック

関連製品