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Analogman Bi-CompROSSor v5

Analogman

Bi-CompROSSor v5

Dynamics

2つのコンプレッサー回路(Ross と MXR Dyna Comp タイプ)を直列に搭載し、それぞれ独立したノブで調整できる個性的なコンプレッサー。これにより、滑らかで倍音豊かなサウンドから、アタック感の強いパンチのあるサウンドまで、幅広い表現が可能になります。


Bi-CompROSSor v5 のレビュー

Analogman / Bi-CompROSSor v5 とは

Analogman / Bi-CompROSSor v5 は、伝説的なコンプレッサーであるROSS Compressorと、タイトでスムースなサウンドが特徴のVCAスタイルのコンプレッサーを一つに収めた、ユニークなデュアル・コンプレッサー・ペダルです。2つのコンプレッサーを直列に接続することで、単独のコンプレッサーでは得られない、奥行きと表現力に富んだサウンドメイクを可能にします。

Analogman / Bi-CompROSSor v5 の特徴

1. 2つのコンプレッサーの組み合わせ

ROSS Compressorは、その温かみのあるサウンドと、ピッキングニュアンスを忠実に再現する能力で知られています。一方、VCAコンプレッサーは、よりモダンでタイトなサウンドを提供し、アタックの強調やサステインのコントロールに優れています。この2つを組み合わせることで、例えば、ROSS Compressorでギターのボディ感を出し、VCAコンプレッサーでアタックを際立たせるといった、複雑なコンプレッション効果を実現できます。

2. 信号の流れを自由に選択できるルーティング

Bi-CompROSSor v5 の大きな特徴の一つは、2つのコンプレッサーの信号の流れを「ROSS → VCA」または「VCA → ROSS」のどちらかに切り替えられる点です。これにより、サウンドのキャラクターを大きく変化させることができます。特に、クリーンサウンドでのソロパートや、カッティングプレイなど、様々なシチュエーションで最適なコンプレッションセッティングを見つけることができます。

3. 3つのモードによるサウンドバリエーション

各コンプレッサーには、それぞれ3つのモードが搭載されています。ROSS側は「Normal」「Fast Attack」「Sustain」といったモードがあり、VCA側も同様に、アタックタイムやコンプレッションのかかり具合を細かく調整できるスイッチを備えています。これにより、単なるコンプレッサーという枠を超え、ギターサウンドのキャラクターを積極的に作り込むためのツールとして使用できます。

4.SIDECHAIN HPF機能

Bi-CompROSSor v5 には、SIDECHAIN HPF(ハイパスフィルター)機能が搭載されています。これは、コンプレッサーが信号のダイナミクスを感知する際に、低域成分の影響を抑える機能です。これにより、ベース音にコンプレッションがかかりすぎてサウンドが潰れてしまうことを防ぎ、より自然でパンチのあるサウンドを維持できます。特に、ギターのローエンドを豊かにしたい場合に有効です。

5. 優れたノイズパフォーマンス

Analogman製品全般に言えることですが、Bi-CompROSSor v5 も非常に優れたノイズパフォーマンスを実現しています。多くのコンプレッサーペダルは、オンにするとノイズが増加する傾向がありますが、このペダルはそれを最小限に抑えています。これにより、クリーンなサウンドはもちろん、ディストーションサウンドと組み合わせても、ノイズに邪魔されることなく、クリアな音作りができます。

まとめ

Analogman / Bi-CompROSSor v5 は、2つの全く異なるキャラクターを持つコンプレッサーを1台に収め、さらにそれらの信号の流れや内部設定を細かく調整できる、とても奥深いコンプレッサーペダルです。音楽制作のプロフェッショナルが求める、繊細なニュアンスのコントロールから、サウンドのキャラクターを大きく変えるような大胆なアプローチまで、幅広く対応できるポテンシャルを持っています。ギターサウンドの質を一段階引き上げたいと考えている方にとって、間違いなくおすすめできるエフェクターです。


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