Arturia / Keystep 37 Stealth とは

Arturia / Keystep 37 Stealth は、コンパクトながらもパワフルな機能を備えた、MIDIキーボードコントローラーです。音楽制作の現場で求められる多様なニーズに応えるべく開発されており、スタンドアローンでの演奏はもちろん、DAWとの連携もスムーズに行えます。洗練されたデザインも魅力の一つで、プロフェッショナルな制作環境に彩りを添えます。

Arturia / Keystep 37 Stealth の特徴

1. 37鍵盤と充実したコントロール

37鍵盤は、メロディラインの演奏やコードの入力に十分な幅を持っています。ピッチベンド、モジュレーションホイールに加え、アルペジエーター、シーケンサー、リズムパターン生成機能などを搭載。これらはすべて直感的に操作できるよう配置されており、キーボード本体だけで多様な音楽表現ができます。

2. Chord Mode と Scale Mode

Chord Mode では、キーボード上の任意のキーを押すことで、様々なコードボイシングを生成できます。これにより、複雑なコード進行もかんたんに試すことが可能です。Scale Mode では、指定したスケールに沿ってキーボードが自動的に光るため、スケールアウトを気にすることなく、スムーズにフレーズを構築できます。

3. アルペジエーターとシーケンサー

強力なアルペジエーターとシーケンサーは、音楽に動きとリズムを与えるのに役立ちます。アルペジエーターは、ノートの長さを調整したり、ランダム化したりと、細かな設定ができます。シーケンサーは、最大64ステップまで記録でき、メロディやリズムパターンを録音・再生することが可能です。

4. CV/Gate 接続

Keystep 37 Stealth は、CV/Gate 端子を備えています。これにより、モジュラーシンセサイザーやビンテージのアナログシンセサイザーと接続し、コントロール信号を送受信できます。現代のDAWベースのワークフローと、クラシックなハードウェアシンセサイザーを組み合わせたいユーザーにとって、とても魅力的な機能です。

5. USB MIDI および MIDI DIN 出力

USB 接続により、パソコンやタブレットと接続し、DAWソフトウェアやバーチャルインストゥルメントをコントロールできます。また、MIDI DIN 出力も備えているため、USB 電源供給がない環境や、外部MIDI機器との接続も容易です。この柔軟性により、様々な環境で活躍します。

まとめ

Arturia / Keystep 37 Stealth は、そのコンパクトな筐体からは想像できないほどの多機能性と高い操作性を両立させた、音楽制作においてとても頼りになるツールです。鍵盤演奏からシーケンス、コード生成、そしてモジュラーシンセとの連携まで、幅広い用途に対応できるため、多くのクリエイターにとって注目の製品と言えるでしょう。音楽制作の可能性を広げたい方におすすめできるエフェクターです。