
Behringer
SF400 Super Flanger
リッチで深みのあるフランジング・サウンドを生み出す、コストパフォーマンスに優れたフランジャーエフェクター。クラシックなフランジング・サウンドから、よりモダンで強烈なサウンドまで、多彩な音作りが可能。
SF400 Super Flanger のレビュー
Behringer / SF400 Super Flanger とは
Behringer / SF400 Super Flanger は、ギターサウンドに広がりと幻想的な質感を加えるためのエフェクターです。フランジャーというエフェクトは、原音とわずかにピッチのずれた音をミックスすることで、ジェット機のような独特のサウンドや、うねるようなアナログ感を生み出します。このSF400は、そのフランジャーサウンドを、手軽な価格で実現できるデジタルエフェクターです。
Behringer / SF400 Super Flanger の特徴
1. 直感的な操作性
SF400は、ノブの数が少なく、とても分かりやすい操作体系を持っています。Volume、Rate、Depth、Manualの4つのノブで、フランジャーの音量、うねりの速さ、うねりの深さ、そしてフランジャーのピッチをコントロールできます。これは、サウンドメイキングを素早く行いたいプロフェッショナルにとって、大きなメリットです。
2. 3つのモード切替
SF400には、異なるフランジャーサウンドを提供する3つのモードがあります。
- FLANGER: 最もクラシックで、ジェット機のようなサウンドが得られるモードです。
- PHASER: フランジャーよりも滑らかで、うねりの少ないフェイザーライクなサウンドになります。
- JET: よりエグい、強烈なフランジャーサウンドを再現します。
これらのモードを使い分けることで、楽曲の様々な場面で活躍できるサウンドメイクができます。
3. コストパフォーマンス
Behringer製品全般に言えることですが、SF400もその価格帯からは想像できないほどのクオリティを持っています。プロの現場でも十分通用するサウンドでありながら、手に入れやすい価格帯であることは、このペダルを特別なものにしています。
4. コンパクトな筐体
SF400は、ペダルボードにも収まりやすいコンパクトなサイズです。多くのエフェクターを所有するギタリストにとって、スペースの有効活用は重要な要素です。このコンパクトさも、現場での使い勝手を向上させています。
5. アナログライクなサウンド
デジタルエフェクターでありながら、SF400はアナログフランジャーのような暖かみのあるサウンドキャラクターを持っています。特に、RateやDepthのノブを調整することで、アナログ機特有のうねりや倍音感を再現できるのは、驚くべき点です。
まとめ
Behringer / SF400 Super Flanger は、その直感的な操作性、多彩なフランジャーサウンド、そして何より驚異的なコストパフォーマンスで、多くのギタリストにとって魅力的な選択肢となるでしょう。楽曲に奥行きと個性を与えたい時に、このエフェクターはとても頼りになる存在です。フランジャーサウンドを試したい、あるいは既存のサウンドに変化を加えたいと考えているプロフェッショナルに、ぜひともおすすめしたいエフェクターです。