Chase Bliss Audio / Midibox とは

Chase Bliss Audio / Midibox は、MIDI信号をギターエフェクターのパラメーターに変換するための、高度な MIDI-to-CV/Expression コンバーターです。これにより、DAWやシーケンサーからペダルボード全体を緻密にコントロールすることが実現できます。

Chase Bliss Audio / Midibox の特徴

1. 豊富なMIDIコントロール

Midiboxは、MIDIノート、CCメッセージ、ピッチベンド、アフタータッチなど、様々なMIDI信号に対応しています。これにより、エフェクトのオン/オフはもちろん、ディレイタイム、モジュレーションスピード、フィルターカットオフといったパラメーターを、MIDIシーケンサーやDAWからリアルタイムで、かつ細かく制御することができます。

2. 柔軟なルーティングとマッピング

各出力チャンネルに、任意のMIDIメッセージとパラメーターを自由にマッピングできる柔軟性を持っています。例えば、MIDIノートのベロシティをディストーションのゲインに、CCメッセージをリバーブのダンピングに割り当てるなど、創造的なサウンドデザインを追求できます。

3. 複数のエフェクターとの連携

最大8つまでのエフェクターを同時にコントロールできる設計となっています。これにより、複雑なマルチエフェクトチェインをMIDIで一元管理し、楽曲の展開に合わせてサウンドをダイナミックに変化させることが可能です。

4. 高品位なアナログ回路

Chase Bliss Audioならではの、暖かく音楽的なアナログ回路設計が施されています。MIDI信号がアナログのコントロール電圧に変換される際にも、音質劣化を最小限に抑え、エフェクター本来のサウンドキャラクターを維持します。

5. 高い拡張性とカスタマイズ性

ファームウェアのアップデートや、将来的な機能追加にも対応できる拡張性を持っています。また、PC/Mac用のソフトウェアエディターを使用することで、より詳細な設定やプリセットの管理もかんたんにできます。

まとめ

Chase Bliss Audio / Midibox は、音楽制作のプロフェッショナルが求める高度なMIDIコントロールと、クリエイティブなサウンドメイキングを可能にする、まさに現代のペダルボード構築に不可欠なツールと言えるでしょう。既存のエフェクターの可能性を飛躍的に広げ、楽曲制作のワークフローを大きく改善できる、おすすめのエフェクターです。