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Chase Bliss Audio Warped Vinyl MkII

Chase Bliss Audio

Warped Vinyl MkII

Chorus

ビートルズの「Rain」で聴かれるような、レコードが歪んで回転が遅くなるような独特のコーラス、ビブラート、ピッチシフト効果を再現するアナログエフェクター。ヴィンテージ感あふれるサウンドメイクが可能。


Warped Vinyl MkII のレビュー

Chase Bliss Audio / Warped Vinyl MkII とは

Chase Bliss Audio / Warped Vinyl MkII は、アナログテープエコーの独特な響きや、レコードの回転ムラ、そしてそれに伴うピッチの揺れといった、音楽に深みと温かみを与える要素をデジタルで再現し、かつそれを自在にコントロールできるエフェクターです。単なるエコーやコーラスとは一線を画し、サウンドに有機的な「うねり」や「息吹」を吹き込むためのツールと言えます。

Chase Bliss Audio / Warped Vinyl MkII の特徴

1. アナログテープエコーの質感をデジタルで忠実に再現

オリジナルのWarped VinylのDNAを引き継ぎつつ、MkIIではテープエコーの持つ独特なサチュレーション、フィードバック時の音痩せ、そしてモジュレーションによるピッチの揺れといった要素が、より洗練された形でデジタル処理されています。これにより、ヴィンテージテープエコーの持つ温かみと、現代的なクリアさを両立させています。

2. 複雑なモジュレーションのコントロール

Warped Vinyl MkIIの最大の特徴の一つは、そのモジュレーションの柔軟性です。LFOの波形(サイン波、三角波、矩形波、ランダム)を選択できるだけでなく、LFOのレートやデプスを個別にコントロールできます。さらに、CV(コントロールボルテージ)入力にも対応しており、外部のCVソースと連携させることで、より予測不能で複雑なサウンドメイクが可能です。

3. 「Wow」と「Flutter」の独立したコントロール

レコードの回転ムラから生まれる「Wow」(低速のピッチ変動)と、テープの速度ムラから生まれる「Flutter」(高速のピッチ変動)を、それぞれ独立したノブで調整できます。これにより、微妙なニュアンスから大胆なピッチシフトまで、多彩な揺れをサウンドに加えることができます。この二つの要素の組み合わせによって、唯一無二のサウンドテクスチャーを生み出すことができます。

4. 「Tone」と「Volume」の調整

エフェクト音のキャラクターを決定する「Tone」ノブは、モジュレーションのキャラクターに影響を与えるだけでなく、サウンド全体の響きを調整します。また、「Volume」ノブでエフェクト音の音量を細かく調整することで、原音とのミックスバランスを完璧にコントロールできます。これにより、アンサンブルの中でも埋もれることなく、エフェクト音を際立たせることができます。

5. 「Dip」スイッチによる隠された機能

本体内部には、より詳細なサウンドコントロールを可能にする「Dip」スイッチが搭載されています。これにより、LFOの波形や、ペダルの挙動に関する設定を変更できます。これらの設定を組み合わせることで、さらに多様なサウンドバリエーションを引き出すことが可能です。これは、サウンドへのこだわりを持つプロフェッショナルにとって、とても魅力的な機能と言えるでしょう。

まとめ

Chase Bliss Audio / Warped Vinyl MkII は、単なるモジュレーションペダルやディレイペダルではありません。アナログテープエコーやレコードの持つ、予測不能で温かみのある質感を、現代のデジタル技術で再現し、かつそれをクリエイティブに操るための強力なツールです。その柔軟なモジュレーション、独立した「Wow」と「Flutter」のコントロール、そして隠された機能の数々は、サウンドに独特の「うねり」や「有機的な質感」を求める音楽制作のプロフェッショナルにとって、非常におすすめできるエフェクターです。ぜひ一度、そのサウンドを体験してみてください。


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