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EarthQuaker Devices Afterneath

EarthQuaker Devices

Afterneath

ReverbDelay

独特な残響と金属的な質感を持つリバーブペダル。ディレイのような効果も併せ持ち、無限に広がるようなサウンドスケープから、ノイズ的なテクスチャーまで表現できます。


Afterneath のレビュー

EarthQuaker Devices / Afterneath とは

EarthQuaker Devices / Afterneath は、空間系エフェクターの中でも独特の残響を生み出すディレイ/リバーブペダルです。そのサウンドは、まるで広大な空間に吸い込まれていくような、あるいは神秘的な響きを織りなすような、唯一無二のキャラクターを持っています。複雑なアルペジオやコードワークに深みと広がりを与え、アンビエントミュージックやドローンミュージックの制作において、新たなインスピレーションをもたらしてくれるでしょう。

EarthQuaker Devices / Afterneath の特徴

1. 空間を彩る独特の残響

Afterneath の最大の特徴は、その独創的な残響サウンドにあります。単純なディレイやリバーブとは異なり、無数の微細なディレイが複雑に絡み合い、まるで空間そのものが振動しているかのような、有機的で深みのある響きを生み出します。これは、内部で生成される多数のディレイラインが、それぞれ異なるタイムとフィードバックで設定されているためです。

2. 操作子による多彩なサウンドメイキング

Afterneath には、Volume, Reflect, Engage, Grid, Length, Dampen, Mix の7つのノブが搭載されています。これらのノブを操作することで、残響の音量、反射の回数、ディレイのエンゲージメント、ディレイタイムのグリッド感、残響の持続時間、高音域の減衰具合、そしてドライ音とウェット音のミックスバランスを細かく調整できます。これにより、短いスラップバックディレイから、果てしなく広がるアンビエントテクスチャーまで、幅広いサウンドを構築できます。

3. Engage スイッチによるサウンドの変化

Engage ノブは、Afterneath のサウンドに劇的な変化をもたらす重要なコントロールです。このノブを時計回りに回していくと、残響がより複雑に、そして混沌とした響きになっていきます。まるで空間が歪み、深淵へと誘うようなサウンドも作り出すことができ、表現の幅を大きく広げます。

4. Grid ノブによるリズム感のコントロール

Grid ノブは、ディレイタイムの「グリッド感」を調整します。これをゼロに近づけると、ディレイタイムがよりランダムになり、予測不能で浮遊感のあるサウンドになります。逆にグリッド感を上げていくと、リズムに沿ったディレイサウンドが得やすくなります。このノブ一つで、サウンドのコヒーレンスを大きく変えることができます。

5. dampen ノブによる音色の調整

Dampen ノブは、残響音の高域の減衰具合をコントロールします。これを調整することで、残響音をよりダークで暖かくしたり、あるいはブライトでクリアにしたりすることができます。ギターだけでなく、シンセサイザーやボーカルなど、様々な楽器のサウンドに馴染ませるための音色調整に役立ちます。

まとめ

EarthQuaker Devices / Afterneath は、そのユニークな残響サウンドと多彩なコントロールにより、音楽制作における表現の可能性を大きく広げてくれるディレイ/リバーブペダルです。複雑なサウンドメイクも、それぞれのノブの特性を理解すれば、かんたんに直感的に行うことができます。特に、アンビエントミュージックやインストゥルメンタルの制作に携わるプロフェッショナルにとっては、サウンドに深みと奥行きを与えるためのおすすめのエフェクターとなるでしょう。


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