
Electro-Harmonix
Deluxe Memory Man 1100TT
アナログディレイサウンドにコーラス、トレモロ、フェイズといったモジュレーションを付加できる、多機能なビンテージスタイルのエフェクター。温かみのあるアナログディレイと多彩なサウンドメイキングが魅力。
Deluxe Memory Man 1100TT のレビュー
Electro-Harmonix / Deluxe Memory Man 1100TT とは
Electro-Harmonix / Deluxe Memory Man 1100TT は、アナログディレイ回路を搭載した、クラシックなサウンドを追求するギタリストや音楽制作者にとって、とても魅力的なエフェクターです。その温かく、歌うようなディレイサウンドは、長きにわたり多くのミュージシャンに愛されてきました。
Electro-Harmonix / Deluxe Memory Man 1100TT の特徴
1. アナログディレイ回路による独特なサウンド
Deluxe Memory Man 1100TT の核となるのは、そのリッチでウォームなアナログディレイ回路です。デジタルディレイとは一線を画す、倍音豊かで有機的な響きは、ギターサウンドに深みと奥行きを与えます。特に、フィードバックを高く設定した際に発生する、独特のモジュレーション感は、他のペダルでは再現できない魅力と言えるでしょう。
2. 最大1100msのディレイタイム
最大1100ミリ秒のディレイタイムを持つことで、短いスラップバックから、空間を埋めるようなロングディレイまで、幅広い用途に対応できます。これは、アンビエントなサウンドスケープの構築や、ソロプレイでの残響感を豊かにするなど、クリエイティブな表現の幅を広げてくれます。
3. コーラス/ビブラート・モジュレーション
ディレイサウンドにコーラスやビブラートといったモジュレーションを加えることができます。これは、Deluxe Memory Man シリーズの伝統的な機能であり、サウンドに独特の揺らぎやうねりを付加します。このモジュレーションは、設定次第で subtle な効果から、顕著な効果まで調整できるため、サウンドメイクの幅がとても広がります。
4. クリーンからドライブまで対応する柔軟性
Deluxe Memory Man 1100TT は、ギターからのクリーンな信号はもちろん、オーバードライブやディストーションをかけたサウンドにも、とても自然に馴染みます。ドライブサウンドに深みを加えたり、リバーブのように空間的な広がりを演出したりと、様々なサウンドキャラクターに対応できる柔軟性を持っています。
5. 直感的なコントロール
各コントロールノブは、ディレイタイム、フィードバック、ミックスレベル、モジュレーションレート、モジュレーションデプスと、とても分かりやすく配置されています。これにより、サウンドメイクを試行錯誤する際に、目的のサウンドに素早く到達できます。複雑な設定を必要とせず、直感的に操作できる点は、プロフェッショナルな現場でも重宝されるでしょう。
まとめ
Electro-Harmonix / Deluxe Memory Man 1100TT は、その温かみのあるアナログディレイサウンド、幅広いディレイタイム、そして多彩なモジュレーション機能によって、音楽制作のプロフェッショナルにとって、間違いなく魅力的な選択肢となるエフェクターです。ギターサウンドに個性と深みを与えたいと考える方には、ぜひとも試していただきたいエフェクターです。