
Hotone
Binary IR Cab
ギターアンプのスピーカーキャビネットをデジタルで再現するIR(インパルス・レスポンス)ローダーエフェクター。お気に入りのキャビネットサウンドをペダル一台で手軽に持ち運べ、外部IRファイルの読み込みも可能。
Binary IR Cab のレビュー
Hotone / Binary IR Cab とは
Hotone / Binary IR Cab は、ギターアンプのサウンドをデジタルで再現するIR(インパルス・レスポンス)キャビネット・シミュレーターおよびIRローダーです。ギターシステムに組み込むことで、実機アンプとキャビネットでは得られない多様なサウンドバリエーションを、コンパクトなペダルサイズで実現します。
Hotone / Binary IR Cab の特徴
1. 豊富なプリセットIRとユーザーIRロード機能
このペダルには、厳選された28種類もの高品質なIRキャビネット・シミュレーションがプリセットされています。モダンなスタックアンプからヴィンテージなコンボアンプまで、幅広いサウンドメイクに対応するサウンドがすぐに使用できます。さらに、外部で用意したユーザーIRを100種類までロードできるため、好みのサウンドを追求する際の自由度がとても高まります。
2. 2つのIRスロットとA/B切り替え
2つのIRスロットを搭載しており、それぞれのIRを独立して設定・保存できます。これにより、曲の展開やジャンルに合わせて異なるキャビネットサウンドを瞬時に切り替えることが可能です。A/Bスイッチを搭載しているため、ライブパフォーマンス中でもスムーズなサウンドチェンジができます。
3. 柔軟なエフェクトチェインへの組み込み
Binary IR Cab は、ギターアンプのプリアンプの後段、またはパワーアンプとキャビネットの間といった、従来のアンプ・キャビネットのシミュレーションが置かれる位置に接続するのが一般的です。しかし、IRローダーとして単体で使用できるため、マルチエフェクターのIR機能の代替や、デジタルアンプと組み合わせてサウンドを拡張するなど、様々なエフェクトチェインへの組み込みができます。
4. 直感的な操作性
本体には、IRの選択やボリューム、IRのミックスバランスを調整するためのノブが配置されており、直感的な操作ができます。また、PCとのUSB接続により、IRのロードやファームウェアのアップデートもかんたんに実行できます。複雑な設定なしに、すぐにサウンドメイクに取り掛かれるのは嬉しいポイントです。
5. コンパクトで堅牢な設計
Hotone製品らしく、Binary IR Cab も非常にコンパクトでありながら、ライブでの使用にも耐えうる堅牢なメタル筐体を採用しています。限られたペダルボードスペースを有効活用できるだけでなく、耐久性も確保されているため、安心して使用できます。
まとめ
Hotone / Binary IR Cab は、多彩なプリセットIRとユーザーIRロード機能を兼ね備えた、非常に柔軟性の高いIRキャビネット・シミュレーターです。ライブでのサウンドチェンジをスムーズに行いたい方、自宅でのレコーディングで手軽に多様なキャビネットサウンドを試したい方にとって、強力なツールとなるでしょう。コンパクトながらも高音質なサウンドを提供するこのペダルは、サウンドメイクの幅を広げたいプロフェッショナルにおすすめできるエフェクターです。