
JHS
Active A/B/Y
ギター信号を2つまたは3つのアンプに同時に送るためのアクティブ・スイッチャー。ノイズを抑え、音質の劣化を防ぎながら、複数のアンプでのプレイや、リードとバッキングでの音色切り替えに便利。
Active A/B/Y のレビュー
JHS / Active A/B/Y とは
JHS / Active A/B/Y は、ギターやベースなどの楽器からの信号を、複数のアンプやエフェクトペダルに分岐させたり、切り替えたりするためのアクティブタイプのスイッチャー/ルーターです。
JHS / Active A/B/Y の特徴
1. 信号のロスを最小限に抑えるアクティブ回路
パッシブタイプのスイッチャーでは、信号が長くなると音痩せが発生しがちですが、Active A/B/Y はアクティブ回路を採用しているため、長距離のケーブル接続でも信号の劣化を抑え、クリアなサウンドを維持できます。
2. 3つの出力端子による多様なルーティング
A/B/Y という名称の通り、3つの独立した出力端子を備えています。これにより、2台のアンプに同時に信号を送ったり、1台のアンプとチューナーに分岐させたり、あるいは3台のアンプを切り替えたりと、様々なシステム構築ができます。
3. 信頼性の高いフットスイッチ
ライブパフォーマンスでの酷使にも耐えうる堅牢なフットスイッチを採用しています。クリック感も適度で、確実なON/OFF操作が可能です。
4. 電源供給機能(9V DC Out)
本体に9V DCの電源出力端子が付いているため、このActive A/B/Yから別のエフェクターへ電源を供給することができます。これにより、電源周りの配線をシンプルにまとめることができ、ボードの省スペース化にも繋がります。
5. コンパクトで堅牢な筐体
JHS Pedalsらしい、コンパクトながらも堅牢な金属製筐体を採用しています。ペダルボードへの組み込みもしやすく、ツアーなどの過酷な環境でも安心して使用できます。
まとめ
JHS / Active A/B/Y は、複数のアンプを使い分けたり、チューナーアウトを設けたりと、ギター/ベースシステムをより柔軟に構築したいミュージシャンにとって、とても強力なツールとなります。信号のクオリティを保ちつつ、システムを拡張したい場面で、このActive A/B/Yは頼りになる存在です。アクティブ回路によるクリアな信号伝達、3系統の出力、そして電源供給機能といった実用的な特徴を備えており、ライブパフォーマンスからレコーディングまで、幅広い用途で活躍できる、おすすめのエフェクターです。