
Malekko Heavy Industry
616 Lofi Mk2
ローファイな質感を追求したディレイペダル。テープエコーのような温かみのあるサウンドや、独特なビットクラッシュ、サンプリングレートの低下によるエコーを生成し、ノスタルジックで個性的なサウンドメイクを可能にします。
616 Lofi Mk2 のレビュー
Malekko Heavy Industry / 616 Lofi Mk2 とは
Malekko Heavy Industry / 616 Lofi Mk2 は、ギターサウンドに独特のローファイ感とアナログらしい温かみを与えるディレイペダルです。デジタルディレイのクリアさとは一線を画し、テープエコーやアナログディレイのような「味」をサウンドに付加することができます。
Malekko Heavy Industry / 616 Lofi Mk2 の特徴
1. テープエコーライクなサウンド
このペダルは、テープエコー特有の揺れや、再生回数を重ねるごとに劣化していくようなサウンドニュアンスを再現しています。原音に溶け込むような自然なディレイから、独特のキャラクターを持ったグルーヴィーなディレイまで、幅広い表現ができます。
2. Lofi ノブによるサウンドメイキング
Lofi ノブを回すことで、ディレイ音のバイト感やローファイ感を自在にコントロールできます。このノブ一つで、サウンドにサチュレーションやフィルター効果のような変化を与えることができ、単なるディレイとしてだけでなく、サウンドテクスチャを加工するエフェクターとしても活用できます。
3. アナログ回路による温かみ
Malekko Heavy Industry が得意とするアナログ回路設計により、ギター本来のサウンドキャラクターを損なうことなく、温かみのあるサチュレーションと倍音が付加されます。デジタルディレイにはない、ギターアンプをプッシュしたような自然なコンプレッション感も得られるのが魅力です。
4. Modulation スイッチ
Modulation スイッチをオンにすることで、テープエコーのワウフラッターのような揺らぎをディレイ音に加えることができます。この揺らぎは、サウンドに独特の表情を与え、アンビエントなサウンドスケープや、浮遊感のあるアルペジオなどに深みをもたらします。
5. コンパクトながら多機能
このコンパクトな筐体には、ディレイタイム、フィードバック、ミックスレベルといった基本的なコントロールに加え、Lofi ノブとModulation スイッチという個性的な機能が搭載されています。限られたスペースでも、サウンドメイクの幅を大きく広げることができるのが良い点です。
まとめ
Malekko Heavy Industry / 616 Lofi Mk2 は、ローファイな質感とアナログらしい温かみをギターサウンドに求めるギタリストにとって、とても魅力的なディレイペダルです。テープエコーのような独特のサウンドキャラクターは、他のディレイペダルでは得られない個性的なサウンドメイキングを可能にします。現代の音楽制作において、サウンドにアナログ感やノスタルジックな雰囲気を加えたい場面で、このペダルは非常に効果的です。オリジナリティあふれるサウンドを追求するプレイヤーに、ぜひおすすめしたいエフェクターです。