
Old Blood Noise
BL-37
独特のトレモロサウンドを生み出すエフェクター。波形を自在にコントロールでき、サイケデリックで有機的な揺らぎや、リズミカルな刻みまで、幅広い表現が可能。
BL-37 のレビュー
Old Blood Noise / BL-37 とは
Old Blood Noise / BL-37 は、アナログ回路にデジタル・ディレイを組み合わせたユニークなペダルです。エコーやアンビエンス、さらにはサウンドを歪ませるような効果まで、幅広い音作りができます。
Old Blood Noise / BL-37 の特徴
1. アナログ・ディレイとデジタル・ディレイの融合
BL-37の最大の特徴は、ヴィンテージライクなアナログ・ディレイと、クリアで広がりあるデジタル・ディレイを組み合わせている点です。これにより、暖かく倍音豊かなエコーから、空間を彩るようなロングディレイまで、多様なサウンドメイクが実現できます。
2. 複雑なモジュレーション
各ディレイには、それぞれ独立したモジュレーション・コントロールが搭載されています。これにより、フランジャーやコーラスのような揺らぎ、さらにはピッチシフトを伴うような独特なエフェクトまで作り出せます。サウンドに生命感を吹き込むことができるでしょう。
3. サチュレーション・コントロール
BL-37は、単なるディレイペダルではありません。サチュレーション・コントロールにより、信号に暖かみや倍音、さらにはコンプレッション感を加えることができます。クリーンなサウンドの艶出しから、オーバードライブのような歪みまで、サウンドのキャラクターを大きく変化させることが可能です。
4. 複数のフィードバック・オプション
フィードバック・コントロールは、ドライ信号の周波数を調整する機能と連動しています。これにより、ディレイ音の減衰具合だけでなく、そのキャラクターまでコントロールできます。フィードバックを上げていくことで、独特な発振サウンドも楽しめます。
5. 柔軟なルーティングと操作性
2つのディレイ・エンジンは、直列、並列、さらには各エンジンで独立したルーティングもできます。これにより、複雑なエフェクトループや、複数のディレイを重ねたサウンドも実現します。各コントロールは直感的に操作できるため、セッティングの試行錯誤もかんたんです。
まとめ
Old Blood Noise / BL-37 は、アナログとデジタルの良さを併せ持ち、かつユニークなサウンドメイクを追求できるペダルです。その多彩な機能と独特のキャラクターは、音楽制作の現場で新たなインスピレーションを与えてくれるでしょう。サウンドに深みや広がり、あるいは個性的なテクスチャーを加えたい時に、とても活躍してくれるおすすめのペダルです。