
OTO Machines
BIM
アナログテープエコーをデジタルで再現したディレイペダル。温かみのあるサウンドと、テープエコー特有のワウやフィードバック効果を多彩に操ることができます。レコーディングはもちろん、ライブでのアンビエンス作りにも最適。
BIM のレビュー
OTO Machines / BIM とは
OTO Machines / BIM は、スペインのギターエフェクターブランドである OTO Machines が開発した、アナログディレイペダルです。そのユニークなサウンドデザインと直感的な操作性から、世界中のギタリストや音楽プロデューサーから高い評価を得ています。
OTO Machines / BIM の特徴
1. ウォームで豊かなアナログディレイサウンド
BIM の最大の特徴は、そのウォームで倍音豊かなアナログディレイサウンドにあります。ヴィンテージのアナログディレイペダルにインスパイアされた回路設計により、温かみのあるリピート音が特徴です。単なるディレイとしてだけでなく、ピッチシフトやモジュレーション効果も加わり、幻想的で奥行きのあるサウンドスケープを創り出すことができます。
2. 直感的なコントロールパネル
BIM のコントロールパネルは、とてもシンプルで直感的に操作できるようデザインされています。Delay Time、Feedback、Mix といった基本的なディレイコントロールに加え、Tone、Mod Rate、Mod Depth といったモジュレーション関連のノブが配置されています。これにより、複雑な設定をしなくても、すぐに求めるサウンドにたどり着くことができます。
3. 可変式のフィードバック・コントロール
Feedback ノブを回すことで、ディレイのリピート回数を無段階に調整できます。フィードバックを上げすぎると発振状態になり、カオスで実験的なサウンドを作り出すこともできます。この発振サウンドも BIM の魅力の一つであり、表現の幅を大きく広げてくれるでしょう。
4. モジュレーション機能による表現力
BIM には、Rate と Depth の 2 つのノブで調整できるモジュレーション機能が搭載されています。このモジュレーションを加えることで、ディレイサウンドに揺らぎやうねりが生まれ、より有機的で表情豊かなサウンドになります。コーラスのような効果や、テープエコーのようなサウンドも再現できます。
5. ステレオ・オペレーション
BIM はステレオ入出力に対応しており、ステレオ環境での使用が可能です。これにより、より広がりと奥行きのあるサウンドを実現できます。ステレオ・ディレイは、空間系エフェクターとの相性も抜群で、リバーブやコーラスと組み合わせることで、さらにリッチなサウンドメイクができます。
まとめ
OTO Machines / BIM は、ヴィンテージライクなアナログディレイサウンドと、モジュレーション機能による表現力の高さを兼ね備えた、とても魅力的なディレイペダルです。その直感的な操作性も相まって、ギタリストだけでなく、シンセサイザーやボーカルなど、様々な楽器のサウンドメイクに活用できます。音楽制作のプロフェッショナルにとって、サウンドに深みと個性を加えるための強力なツールとなるでしょう。ぜひ一度試してみてほしい、おすすめのエフェクターです。