
Palmer
PAN 01
ギターアンプのヘッドとキャビネットの間に接続するギター用パワーアンプ・シミュレーター/DIボックス。アンプの音色を保ったまま、ラインレベル信号に変換し、ミキサーやレコーディング機器に直接接続できます。
PAN 01 のレビュー
Palmer / PAN 01 とは
Palmer / PAN 01 は、ギターアンプのヘッドを直接PAミキサーやオーディオインターフェースに接続するための、ダイレクトボックス(DI)です。ギターアンプのサウンドを、マイク録りとは異なるアプローチで忠実にキャプチャし、レコーディングやライブサウンドで活用することができます。
Palmer / PAN 01 の特徴
1. アンプヘッドのサウンドを忠実に再現
Palmer / PAN 01 は、ギターアンプのスピーカーキャビネットの役割を果たすシミュレーターを内蔵しています。これにより、アンプヘッドから出力されるギターサウンドを、スピーカーキャビネットを通して鳴らしたような自然な響きでPAシステムに送ることができます。マイク録りのようなセッティングの手間がなく、アンプのサウンドキャラクターをそのまま取り込めます。
2. 堅牢なメタル製筐体
コンパクトながら、坚牢なメタル製筐体を採用しています。ライブでの使用や、移動の多いレコーディングセッションにおいても、安心して使用できる耐久性を持っています。ステージ上での踏みつけや、機材の運搬時にも十分な保護性能を発揮します。
3. パッシブタイプのDI
パッシブタイプのDIであるため、電源を必要としません。ギターアンプのSend/Return端子や、アンプヘッドのSpeaker Out端子に接続するだけで使用できます。特別な電源アダプターやバッテリーの管理が不要なため、セッティングがかんたんです。
4. 豊富な接続端子
ギターアンプのSpeaker Outに接続するためのSPEAKER IN端子、PAミキサーやオーディオインターフェースに接続するためのXLR OUT端子を備えています。また、アンプヘッドのSend/Return端子などに接続するためのGUITAR IN端子も搭載しており、多様な接続に対応できます。
5. 設置の自由度
ギターアンプをスピーカーキャビネットに接続せずに直接Palmer / PAN 01 に接続することで、大音量でのサウンドチェックが難しい環境でも、アンプのサウンドをスピーカーキャビネットなしで確認できます。これにより、自宅でのサウンドメイキングや、リハーサルスタジオでのセッティング作業がとてもスムーズに行えます。
まとめ
Palmer / PAN 01 は、ギターアンプヘッドのサウンドを、マイク録りの代替として、あるいは併用して、高音質かつ手軽にPAシステムへ送るための効果的なツールです。その堅牢な作りとシンプルな操作性、そしてアンプのサウンドを忠実に再現する能力は、プロフェッショナルの現場でも十分通用するでしょう。ギターアンプのサウンドをより柔軟かつ確実に扱いたいと考えている方にとって、とても良い選択肢となるはずです。おすすめです。