
Revival Electric
Synapse V2
ヴィンテージ・オーバードライブのサウンドを基盤にした、倍音豊かでタッチセンシティブなオーバードライブペダル。ピッキングの強弱でクリーンからクランチまで自在に変化し、コード感を損なわず、ギター本来の鳴りを引き出します。
Synapse V2 のレビュー
Revival Electric / Synapse V2 とは
Revival Electric / Synapse V2 は、クラシックなチューブアンプのサウンドをペダルボードに収めることを目指したオーバードライブペダルです。ヴィンテージアンプ特有のレスポンスの良さと、ピッキングニュアンスに繊細に追従するキャラクターを再現することをコンセプトとしています。
Revival Electric / Synapse V2 の特徴
1. ヴィンテージチューブアンプの再現性
このペダルは、数十年前のハンドワイアリングされたチューブアンプのサウンドキャラクターを再現することに焦点を当てています。ピッキングの強弱によって歪みの深さやトーンが変化する、あの有機的なレスポンスをペダルで実現しています。
2. 幅広いサウンドメイク
ゲインツマミの可変幅がとても広く、クリーンブーストからクランチ、そしてしっかりとしたオーバードライブサウンドまで、一本のペダルで多彩な表現ができます。プリアンプ的な使い方もでき、アンプのキャラクターを活かしつつ、サウンドに深みと粘りを加えることができます。
3. トーンシェイピング機能
ゲイン、ボリュームに加え、トーンコントロールも搭載されています。このトーンコントロールは、単に高域・低域を削るだけでなく、ヴィンテージアンプのトーンスタックのような、より音楽的な周波数特性をコントロールできるよう設計されています。
4. DIアウト機能の搭載
Synapse V2 は、DIアウト端子を搭載している点が大きな特徴です。これにより、アンプを通さずに直接ミキサーやオーディオインターフェースに接続してレコーディングを行うことが、かんたんにできます。エフェクト音のみを出力するモードと、アンプシミュレーターと組み合わせて使用できるモードの切り替えも可能です。
5. コンパクトながら堅牢な設計
ペダルボードへの設置を考慮した、比較的コンパクトな筐体ながら、ツアーユースにも耐えうる堅牢な作りとなっています。高品質なパーツを使用し、信頼性の高い動作を実現しています。
まとめ
Revival Electric / Synapse V2 は、ヴィンテージチューブアンプの魅力をペダルで再現したいと考えるギタリストにとって、とても魅力的な選択肢となるでしょう。特に、レコーディングでアンプを鳴らしにくい環境にある方や、ツアーで機材のトラブルを避けたい方にとって、DIアウト機能は大きなメリットとなります。そのサウンドメイクの幅広さと、ピッキングニュアンスへの追従性の高さは、プロフェッショナルな現場でも確かな実力を発揮するはずです。Revival Electric / Synapse V2 は、まさにオーバードライブペダルとして、おすすめです。