
Seymour Duncan
PowerStage 170
ペダルボードに収まるコンパクトなギターアンプヘッド。プリアンプとパワーアンプを一体化し、お好みのエフェクターで音作りをした後、アンプとして直接スピーカーキャビネットに繋いだり、PAシステムに送ったりできます。クリーンでパワフルなサウンドが特徴。
PowerStage 170 のレビュー
Seymour Duncan / PowerStage 170 とは
Seymour Duncan / PowerStage 170 は、ギターアンプヘッドの概念をペダルボードに収まるコンパクトなサイズで実現した、パワフルなギターアンプヘッドです。ペダルボードへの組み込みやすさと、プロフェッショナルなサウンドクオリティを両立させており、エフェクターを駆使するギタリストにとって、新たなアンプの選択肢となります。
Seymour Duncan / PowerStage 170 の特徴
1. コンパクトでパワフルな設計
PowerStage 170 は、その小さな筐体からは想像できないほどパワフルな170Wの出力を備えています。これにより、ライブ会場での演奏やレコーディングスタジオでの使用にも十分対応できる音量とダイナミクスを実現します。ペダルボードに収まるサイズ感も、システム構築の自由度を大きく高めます。
2. ペダルボードとの親和性
このアンプヘッドは、エフェクターを多用するプレイヤーのニーズに応えるように設計されています。クリーンなサウンドを基盤とし、どのようなペダルを繋いでも、そのキャラクターを損なうことなく、クリアかつパワフルにアウトプットします。歪みペダルやモジュレーション系エフェクトなど、お好みのサウンドメイクをそのまま増幅できる点が魅力です。
3. シンプルながらも高品位なトーンコントロール
Volume、Bass、Middle、Trebleといった基本的なトーンコントロールを備えながらも、それぞれのノブの効きはとても繊細で、幅広いサウンドメイクをかんたんに実現できます。これにより、ギター本体やピックアップの特性を最大限に引き出し、求めるニュアンスを的確にコントロールできます。
4. DIアウトプット搭載
PowerStage 170 には、XLR端子のDIアウトプットが搭載されています。これにより、ミキシングコンソールやオーディオインターフェースに直接接続することができ、レコーディングやPAシステムへの信号伝達がとてもスムーズに行えます。キャビネットシミュレーターを別途用意せずに、高品質なギターサウンドをダイレクトに送れるのは大きな利点です。
5. エフェクトループ搭載
センド/リターン端子を備えているため、空間系エフェクトなどをアンプのプリアンプ段の後段に接続する、いわゆる「4ケーブルメソッド」のようなセッティングも可能です。これにより、より柔軟なエフェクト・チェインを構築し、サウンドの深みと広がりを追求できます。
まとめ
Seymour Duncan / PowerStage 170 は、ペダルボード中心のサウンドメイクを行うギタリストにとって、とても強力な味方となるギターアンプヘッドです。そのパワフルなサウンド、ペダルとの高い親和性、そしてDIアウトプットやエフェクトループといった実用的な機能は、ライブパフォーマンスからレコーディングまで、あらゆる場面で活躍してくれるでしょう。エフェクターの良さを最大限に引き出したいプレイヤーに、ぜひおすすめしたいエフェクターです。