
Walrus Audio
Mako ACS 1 MkII
アンプ、キャビネット、ルームサウンドをシミュレートするハイクオリティなデジタルエフェクター。3つの異なるアンプモデルと、様々なキャビネット、ルームIRを搭載し、多彩なサウンドメイクが可能。
Mako ACS 1 MkII のレビュー
Walrus Audio / Mako ACS 1 MkII とは
Walrus Audio / Mako ACS 1 MkII は、アンプ、キャビネット、ルーム・シミュレーターを一体化したデジタル・エフェクターです。実際のギターアンプとキャビネットのサウンドを、コンパクトなペダルで再現することを目指して開発されました。ステレオ入出力に対応し、様々な環境での使用を想定した機能が搭載されています。
Walrus Audio / Mako ACS 1 MkII の特徴
1. 3つの個性的なアンプ・モデル
ACS 1 MkII には、Juggernaut(Fender Twin Reverb風)、Monolith(Marshall Plexi風)、Dorian(Vox AC30風)という、それぞれ全く異なるキャラクターを持つ3種類のアンプ・モデルが搭載されています。これらのモデルは、それぞれの実機アンプの持つニュアンスやレスポンスを忠実に再現しており、幅広いジャンルに対応できます。
2. 拡張性の高いIRローダー機能
キャビネット・シミュレーションは、高品質なインパルス・レスポンス(IR)を読み込むことで実現します。本体に3つのプリセットIRをロードできるだけでなく、USB経由でPCからさらに多くのIRをロードすることもできます。これにより、お好みのキャビネット・サウンドを自由に組み合わせて使用することが可能です。
3. 3つのルーム・シミュレーション
IRローダー機能とは別に、3種類のルーム・シミュレーションも搭載されています。これは、マイキングする部屋の響きをシミュレートするもので、IRだけでは得られない自然なアンビエンスを加えることができます。これにより、ドライなサウンドに奥行きと広がりを与えることができます。
4. 充実したコントロールと接続性
各アンプ・モデルには、ゲイン、トレブル、ミドル、ベース、プレゼンスといった、実機アンプを彷彿とさせるコントロールが備わっています。また、ステレオ入出力に対応しており、エフェクトループも搭載されているため、既存のペダルボードとの連携もスムーズです。USB-CポートによるPC接続も、IRの管理やファームウェアアップデートに役立ちます。
5. 直感的な操作性と堅牢な設計
Mako ACS 1 MkII は、多機能でありながらも、各パラメーターへのアクセスが直感的で、現場でのセッティング変更もかんたんです。堅牢なメタル筐体は、プロの現場での使用にも耐えうる設計となっており、信頼性も高いです。
まとめ
Walrus Audio / Mako ACS 1 MkII は、サウンド・クリエイターにとって非常に魅力的なツールです。伝説的なアンプ・サウンドをコンパクトに持ち運び、さらにIRローダーやルーム・シミュレーションでサウンドを追求できる点は、レコーディングやライブパフォーマンスにおいて、大きなアドバンテージとなるでしょう。その多機能性と高音質から、多くのプロフェッショナルに支持されるおすすめのエフェクターです。