
AMT
SS-11A
真空管とFET回路を組み合わせたハイブリッド仕様のオーバードライブ/ディストーションペダル。チューブアンプのような豊かな倍音とダイナミクス、FETらしいタイトなサウンドを両立させ、クランチからヘヴィなディストーションまで幅広いゲインレンジを持ち、多彩なジャンルに対応します。
SS-11A のレビュー
AMT / SS-11A とは
AMT / SS-11A は、ギターアンプのサウンドを再現することに特化した、2チャンネル仕様のチューブ・プリアンプ・エフェクターです。真空管(ECC83/12AX7)を搭載し、オーバードライブからクリーンまで、多彩なギターアンプサウンドをペダルボードに組み込むことができます。
AMT / SS-11A の特徴
1. 2チャンネル仕様
CLEANとOVERDRIVEの2つのチャンネルを備えています。CLEANチャンネルは、ピッキングニュアンスに敏感に反応する、クリアでウォームなクリーンサウンドを提供します。OVERDRIVEチャンネルは、ブリティッシュ系アンプのクランチサウンドから、モダンなハイゲインサウンドまで、ゲイン幅広く対応します。
2. 真空管搭載
ECC83(12AX7)真空管を1本搭載しています。これにより、ソリッドステートでは得られない、暖かくダイナミックなチューブアンプ特有のコンプレッション感と倍音豊かなサウンドを実現します。
3. 3バンドEQ
各チャンネルに独立した3バンドEQ(BASS, MID, TREBLE)を搭載しています。これにより、サウンドメイクの自由度がとても高く、様々なアンプとの組み合わせやジャンルに合わせて細かな音作りができます。
4. FX LOOP搭載
エフェクトループ(SEND/RETURN)を搭載しています。ディレイやリバーブなどの空間系エフェクターをプリアンプの後段に接続することで、より自然で質の高いサウンドメイキングができます。
5. スピーカー・シミュレーター搭載
XLRアウトプットにスピーカー・シミュレーターを搭載しています。これにより、アンプに接続せずにミキサーやオーディオインターフェースに直接接続し、リアルなアンプサウンドをレコーディングしたり、PAシステムで鳴らしたりすることが可能です。
まとめ
AMT / SS-11A は、真空管ならではの芳醇なサウンドと、多彩なサウンドメイクを可能にする機能性を兼ね備えた、とても魅力的なギタープリアンプ・エフェクターです。ライブでのアンプ直結はもちろん、レコーディングでのアンプ・シミュレーターとしても活用できるため、幅広い用途で活躍するでしょう。ギターサウンドの幅を広げたい、チューブアンプのサウンドをペダルボードで再現したい、とお考えの方には特におすすめできるエフェクターです。