
Bondi Effects
Sick As High Shredroom
オーバードライブとディストーションの中間のような、バイト感のあるアグレッシブなサウンドが特徴。ブルージーなクランチから、バイト感のあるリードサウンドまで幅広く対応し、ピッキングニュアンスに忠実な反応性も魅力。
Sick As High Shredroom のレビュー
Bondi Effects / Sick As High Shredroom とは
Bondi Effects / Sick As High Shredroom は、オーストラリアのハンドメイドエフェクターブランド、Bondi Effectsが手掛けるオーバードライブペダルです。その名の通り、ヘヴィなサウンドメイクにも対応する高いゲインレンジと、タイトな低域、そしてクリアな高域が特徴で、ハードロックからメタルサウンドまで幅広くカバーできるポテンシャルを秘めています。
Bondi Effects / Sick As High Shredroom の特徴
1. 幅広いゲインレンジ
Sick As High Shredroom は、シングルコイルピックアップでもハムバッカーピックアップでも、ローゲインのクランチサウンドから、ハイゲインのディストーションサウンドまで、とても幅広いゲインレンジを実現しています。ゲインノブを絞れば、ウォームでブルージーなオーバードライブサウンドが得られ、ゲインノブを上げていくにつれて、ファットでパワフルなオーバードライブ、そしてタイトでアグレッシブなディストーションサウンドへと変化していきます。
2. タイトでクリアな低域
ハイゲインサウンドにありがちな、低域の不明瞭さや「モコモコ感」を解消してくれるのが、このSick As High Shredroom の大きな魅力です。タイトでまとまりのある低域は、バンドサウンドの中でもギターサウンドを埋もれさせず、しっかりと前に出てくることを約束します。特に、ダウンチューニングやドロップチューニングでの演奏において、その恩恵は大きいです。
3. 抜けの良い高域
タイトな低域と並んで、Sick As High Shredroom の特徴として挙げられるのが、抜けの良いクリアな高域です。ピッキングニュアンスを忠実に拾い上げ、アンプやギターのキャラクターを活かしながら、適度なエッジとバイト感を付加します。これにより、リフワークやソロにおいても、サウンドの輪郭がぼやけることなく、明瞭でパンチのある演奏が可能になります。
4. 直感的な操作性
Sick As High Shredroom は、Gain, Tone, Volume というシンプルな3つのコントロールノブで構成されています。それぞれのノブの効きがとても分かりやすく、サウンドメイクはかんたんです。複雑な設定に悩むことなく、直感的に求めるサウンドにたどり着くことができるでしょう。
5. 多様なアンプとのマッチング
どんなギターアンプとも相性が良いことも、このエフェクターの強みです。クリーンアンプはもちろん、既に歪んでいるアンプに接続しても、そのキャラクターを損なうことなく、サチュレーションやサスティンを豊かにします。アンプのゲインブーストペダルとしても、単体でのオーバードライブ/ディストーションペダルとしても、その実力を発揮します。
まとめ
Bondi Effects / Sick As High Shredroom は、その名の通り、ハードなサウンドを求めるギタリストにとって、とても強力な味方となるオーバードライブペダルです。幅広いゲインレンジ、タイトでクリアなサウンド、そして直感的な操作性により、様々なジャンルやプレイスタイルに対応できます。自身のサウンドをさらに進化させたい、ワンランク上のギターサウンドを追求したい、そんなプロフェッショナルなギタリストに、ぜひとも一度試していただきたいおすすめのエフェクターです。