
Boss
DS-2 Turbo Distortion
ゲインを上げたターボモードと、よりファットでパワフルなサウンドのターボIIモードを持つ、ハードロック、メタルサウンドに最適なディストーションペダル。ローゲインからハイゲインまで幅広い歪みをカバーし、ライブでもレコーディングでも活躍します。
DS-2 Turbo Distortion のレビュー
Boss / DS-2 Turbo Distortion とは
Boss / DS-2 Turbo Distortion は、1990年代初頭に発売された、Bossの定番ディストーションペダルDS-1の後継機種として登場したオーバードライブ/ディストーションペダルです。DS-1の持つタイトでパワフルなサウンドを基盤としつつ、さらなるサウンドメイクの幅を広げるための機能が追加されています。
Boss / DS-2 Turbo Distortion の特徴
1. Turbo Mode
DS-2の最大の特徴の一つが、この「Turbo Mode」です。DS-1のモードに加えて、よりゲインが高く、ミッドレンジが強調された、よりヘヴィーなサウンドを出力できます。これにより、ハードロックからメタルまで、幅広いジャンルのサウンドに対応できます。
2. Remote Control Socket
このペダルには、外部フットスイッチ(FS-5Lなど)を接続できる「Remote Control Socket」が搭載されています。これにより、演奏中にペダル本体に触れることなく、Turbo Modeのオン/オフを切り替えることができます。ライブパフォーマンスにおいて、これはとても便利な機能です。
3. Tone Control
DS-2には、一般的なToneノブに加えて、さらにサウンドのキャラクターを調整できる「Tone」コントロールが備わっています。このコントロールを回すことで、高域の明るさを調整したり、よりウォームなサウンドにしたりと、細かな音作りができます。
4. Robust Construction
Bossのペダル全般に言えることですが、DS-2も非常に頑丈な金属製筐体で作られています。多少手荒に扱っても壊れる心配は少なく、長期間にわたって安定したパフォーマンスを発揮します。
5. Versatility
DS-1の使いやすさを引き継ぎつつ、Turbo ModeやRemote Control Socketといった追加機能によって、DS-2はより多様な演奏スタイルや音楽ジャンルに対応できる汎用性の高いペダルとなっています。クランチサウンドから激しいディストーションまで、一本でカバーできる範囲は広いです。
まとめ
Boss / DS-2 Turbo Distortion は、DS-1の良さを引き継ぎつつ、よりパワフルで表現力豊かなサウンドメイクを可能にする、とても優れたエフェクターです。特に、Turbo Modeによるゲインアップや、外部フットスイッチによる操作性の向上は、プロのミュージシャンにとっても魅力的なポイントとなるでしょう。ライブでの使い勝手や、様々なジャンルに対応できる汎用性を求めるギタリストにとって、DS-2は非常におすすめできるエフェクターです。