
Caroline
Haymaker
トランジスタを歪ませて独特のサチュレーション感を生み出す、ローゲイン・オーバードライブペダル。ピッキングニュアンスに敏感に反応し、クリーミーなサステインから歯切れの良いクランチまで、幅広いサウンドメイクが可能。
Haymaker のレビュー
Caroline / Haymaker とは
Caroline / Haymaker は、ノルウェーのブランドCaroline Guitar Companyが開発した、ユニークなサウンドシェイピングが可能なディストーションペダルです。複雑な倍音構造とダイナミックなレスポンスを持ち、ギタリストの表現力を広げることを目的として設計されています。
Caroline / Haymaker の特徴
1. 可変式の倍音コントロール
Haymakerの最大の特徴は、搭載されている「Helmholtz」ノブによる倍音コントロールです。このノブを回すことで、サウンドに倍音成分を付加したり、取り除いたりすることができ、クリーンなオーバードライブから破壊的なファズまで、幅広い歪みのキャラクターを作り出すことができます。
2. 3段階のゲインステージ
ゲインノブは3段階に切り替え可能です。クリーンブーストに近い軽い歪みから、ミッドレンジが強調されたウォームなオーバードライブ、そしてパワフルでサスティン豊かなディストーションまで、演奏するジャンルや状況に合わせて最適な歪みを選択できます。
3. ダイナミクスに富んだレスポンス
ピッキングの強弱に対する反応がとても良く、ギター本来のダイナミクスを失わずに歪みを得ることができます。弱く弾けばクリーンに近く、強くピッキングすればしっかりと歪むため、タッチニュアンスを活かした表現がかんたんにできます。
4. サウンドのキャラクターを操作する「Body」ノブ
「Body」ノブは、サウンドの太さやローエンドの量感を調整します。このノブを操作することで、アンプやギターとの相性を調整したり、リフでの迫力を増したり、ソロでの存在感を高めたりと、サウンドのキャラクターを大きく変えることができます。
5. 視覚的にも楽しめるLEDインジケーター
ペダルのON/OFFを示すLEDインジケーターは、サウンドのゲインステージに合わせて点灯色が変わるというユニークな仕様です。これにより、現在の歪みのレベルを直感的に把握することができ、演奏中にサウンドを確認する際にも役立ちます。
まとめ
Caroline / Haymaker は、その多機能性とユニークなサウンドメイク能力により、プロフェッショナルな音楽制作の現場で重宝されるエフェクターと言えるでしょう。倍音コントロールやゲインステージの切り替えなど、ギタリストの創造性を刺激する機能が満載です。サウンドの幅を広げたい、既存のディストーションペダルでは物足りないと感じているギタリストには、ぜひ試してみていただきたいおすすめのエフェクターです。