
Darkglass Electronics
Microtubes Infinity
高品質なプリアンプ、コンプレッサー、オーバードライブを搭載し、多彩なサウンドメイクが可能なベース用マルチエフェクター。IRローダー機能も内蔵し、キャビネットシミュレーションも楽しめます。
Microtubes Infinity のレビュー
Darkglass Electronics / Microtubes Infinity とは
Darkglass Electronics / Microtubes Infinity は、フィンランドのDarkglass Electronicsが開発した、多機能なベース用プリアンプ/オーバードライブペダルです。IR(インパルス・レスポンス)キャビネット・シミュレーター、MIDIコントロール、USBオーディオインターフェイスといった先進的な機能を搭載し、スタジオレコーディングからライブパフォーマンスまで、幅広い場面で活用できる製品です。
Darkglass Electronics / Microtubes Infinity の特徴
1. 高品位なIRキャビネット・シミュレーター
Microtubes Infinityは、最大22個のIRデータを本体にロードできます。これにより、様々なキャビネットのサウンドを再現することが可能です。専用ソフトウェアを使えば、IRデータの管理や編集もかんたんに行えます。これにより、レコーディングでは理想のサウンドを狙いやすく、ライブでも外部アンプに頼らず、常に安定したサウンドを出力できます。
2. 柔軟なサウンドメイクを可能にするデュアル・プリアンプ・セクション
2系統の独立したプリアンプ・セクションを備えています。それぞれのセクションで、ボリューム、ゲイン、EQ(ベース、ミドル、トレブル)の調整ができます。これにより、クリーンサウンドとオーバードライブサウンドを使い分けたり、2つの異なるキャラクターをブレンドしたりと、多彩なサウンドメイキングが実現できます。MUTEスイッチも搭載されており、音色の切り替えもスムーズに行えます。
3. MIDIコントロールによる拡張性
MIDI IN/OUT端子を搭載しており、外部MIDIコントローラーからのコントロールが可能です。プリセットの呼び出しや、各パラメーターの変更などをMIDI信号で行えるため、ライブでのセッティング変更がより効率的になります。複数のエフェクターを組み合わせて使用する際にも、システム全体を柔軟に構築できます。
4. USBオーディオインターフェイス機能
USBオーディオインターフェイスとしても機能するため、PCやDAWと直接接続してレコーディングができます。レイテンシーも低く、ストレスなくレコーディング作業を進められます。IRキャビネット・シミュレーターと組み合わせることで、PC上でもスピーカーキャビネットを通したようなリアルなサウンドでのモニタリングやレコーディングができます。
5. 拡張性の高い接続端子
XLR DIアウト、ステレオ・アウト(TRS)、ヘッドフォンアウト、エフェクトループ、MIDI IN/OUT、USB端子など、必要な端子はほぼ網羅されています。これにより、様々な機材との接続や、エフェクトチェインの構築に困ることはないでしょう。
まとめ
Darkglass Electronics / Microtubes Infinity は、その多機能性と高品質なサウンドで、プロフェッショナルなベーシストにとって非常に強力なツールとなり得ます。IRキャビネット・シミュレーターによるサウンドの幅広さ、デュアル・プリアンプによる柔軟なサウンドメイク、MIDIコントロールによる拡張性、そしてUSBオーディオインターフェイスとしての実用性など、あらゆる面で高いレベルを達成しています。レコーディング、ライブ、どちらの場面でも活躍できる、おすすめのプリアンプ/オーバードライブペダルです。