
Fender
Downtown Express
ベース用ですがギターにも使用できる、オーバードライブ、コンプレッサー、7バンドEQを搭載した多機能エフェクター。リッチでウォームなサウンドメイクを可能にし、ライブやレコーディングで活躍します。
Downtown Express のレビュー
Fender / Downtown Express とは
Fender / Downtown Express は、ベースプレイヤーのために設計された、多機能なベース用プリアンプ/オーバードライブ/コンプレッサーペダルです。Fenderが培ってきたアンプ技術とペダルデザインのノウハウが凝縮されており、ステージでのサウンドメイクからレコーディングまで、幅広い用途に対応できる汎用性の高さが魅力となっています。
Fender / Downtown Express の特徴
1. 3つの独立したエフェクト搭載
Downtown Expressは、コンプレッサー、オーバードライブ、3バンドEQという3つのコアエフェクトを1台に集約しています。それぞれのセクションは独立してON/OFFの切り替えができるため、単体エフェクターとして使用するもよし、組み合わせて多彩なサウンドを作り出すもよし、といった自由度の高さが特徴です。
2. 表現力豊かなコンプレッサー
コンプレッサーセクションでは、タッチへの追従性に優れた光学式コンプレッサーを搭載しています。ゲイン、リリース、ブレンドのノブにより、ピッキングニュアンスを損なうことなく、サウンドのサスティンやアタック感を繊細にコントロールできます。これにより、タイトでまとまりのあるサウンドから、ふくよかで豊かなサウンドまで、幅広い表現が可能です。
3. クリーンからウォームなオーバードライブまで
オーバードライブセクションは、Fenderらしいウォームでナチュラルな歪みを再現しています。クリーンブースト的な使い方から、チューブアンプをプッシュしたようなオーバードライブサウンドまで、ゲインノブで調整できます。BLENDノブを使えば、原音と歪みを混ぜ合わせることもでき、エッジの効いたサウンドから、あくまで「味付け」としての歪みまで、表現の幅がとても広がります。
4. 直感的な3バンドEQ
ベース、ミドル、トレブルの3バンドEQは、それぞれ±12dBのブースト/カットが可能です。これにより、アンプや会場の特性に合わせてサウンドを微調整したり、楽曲の展開に合わせてキャラクターを変化させたりすることができます。ノブの操作はとても直感的で、サウンドの変化も分かりやすいため、素早いサウンドメイクができます。
5. DIアウトとヘッドホンアウト搭載
本体には、XLR端子のDIアウトとステレオミニ端子のヘッドホンアウトが搭載されています。DIアウトは、ミキサーやオーディオインターフェイスへの接続に便利で、ライン録音やPAシステムへのダイレクト接続に最適です。ヘッドホンアウトを使えば、音源に合わせて練習することもでき、自宅でのサウンドチェックやレコーディングにも活躍します。
まとめ
Fender / Downtown Express は、3つの重要なベース用エフェクトを1台にまとめ、さらにDIアウトやヘッドホンアウトといった実用的な機能を備えた、まさに「全部入り」とも言えるペダルです。それぞれのモジュールのクオリティも高く、サウンドメイクの幅を大きく広げてくれるでしょう。ベーシストにとって、ステージでもレコーディングでも頼りになる、とてもおすすめのペダルです。