
Industrialectric
RM-1N
独特な質感を持ち、ファズ、ディストーション、オシレーターサウンドを操る、非常に個性的なペダル。ゲルマニウムトランジスタによる温かくも荒々しいサウンドと、モジュレーションやピッチシフト的な効果を組み合わせることで、予測不能なサウンドスケープを生み出します。ノブの操作でサウンドが劇的に変化し、実験的なサウンドメイクに最適。
RM-1N のレビュー
Industrialectric / RM-1N とは
Industrialectric / RM-1N は、アナログ回路にデジタル・コントロールを融合させた、ユニークなリバーブ・ペダルです。深みのある空間系サウンドから、ノイジーで実験的なテクスチャーまで、幅広い表現力を持っています。
Industrialectric / RM-1N の特徴
1. アナログ・ディレイとデジタル・リバーブの融合
RM-1N の核となるのは、ヴィンテージ・アナログ・ディレイ・チップと、高度なデジタル・リバーブ・アルゴリズムの組み合わせです。これにより、温かみのあるアナログの質感と、広がりや深みのあるデジタルならではの空間表現を両立させています。単なるディレイやリバーブとは一線を画す、独特のサウンドキャラクターを作り出すことができます。
2. 豊富なコントロールとプリセット機能
RM-1N は、リバーブ・タイム、ディフュージョン、ミックスといった基本的なパラメーターに加え、エンベロープ・モジュレーションやフィードバック・コントロールなど、多彩なノブを備えています。これにより、サウンドの細部まで緻密に調整することが可能です。さらに、128個のプリセットを保存できるため、ライブやレコーディングで素早くサウンドを呼び出すことができます。
3. MIDIによる高度な制御
MIDI IN/OUT 端子を搭載しており、外部MIDIコントローラーやDAWからの制御ができます。プリセットの切り替えはもちろん、各パラメーターのリアルタイム・コントロールもできるため、複雑なシーケンスやオートメーションを構築する際に、とても役立ちます。音楽制作のワークフローにスムーズに組み込むことができるでしょう。
4. 外部エフェクト・ループ
RM-1N には、エフェクト・ループ端子が搭載されています。これにより、RM-1N のリバーブ・サウンドに、さらに他のエフェクターをインサートして、より複雑で個性的な空間系サウンドをクリエイトすることができます。例えば、ディレイやコーラスをループに入れて、リバーブ前に加工するなど、音作りの幅が大きく広がります。
5. 高品位なサウンドと堅牢な作り
Industrialectric 製品らしい、クリアで音楽的なサウンドが魅力です。ペダルボードに組み込んでも、その存在感を発揮するでしょう。また、堅牢なメタル筐体は、過酷なツアーやライブ環境でも安心して使用できる品質を持っています。
まとめ
Industrialectric / RM-1N は、アナログとデジタルの長所を兼ね備え、多彩なコントロールとMIDI対応、エフェクト・ループといった機能を搭載した、非常に多機能かつ高品位なリバーブ・ペダルです。既存のリバーブ・ペダルでは満足できない、あるいは新しい空間系サウンドを追求したいプロフェッショナルなミュージシャンやサウンドデザイナーにとって、間違いなくおすすめできるエフェクターです。サウンドに新たな次元をもたらしてくれることでしょう。