
JHS
Artificial Blonde
ヴィンテージ Fender アンプのクリーン・ブーストサウンドを再現するオーバードライブペダル。コード弾きやソロで、アンプをプッシュして豊かな倍音とサスティンを引き出します。ピッキングニュアンスに敏感に反応する、タッチセンシティブなサウンドが特徴。
Artificial Blonde のレビュー
JHS / Artificial Blonde とは
JHS / Artificial Blonde は、ヴィンテージ tweed アンプのサウンドを現代のギターシステムに融合させることを目的としたオーバードライブペダルです。真空管アンプ特有のウォームでダイナミックなクランチサウンド、そしてピッキングニュアンスへの繊細な応答性を再現します。
JHS / Artificial Blonde の特徴
1. ヴィンテージ tweed サウンドの再現
このペダルは、1950年代のFender tweed アンプ、特に '57 Twin Amp や '55 Speedmaster が持つ独特のサウンドキャラクターを忠実に再現しています。アンプをプッシュした際の豊かな倍音と、ピッキングの強弱によって変化するレスポンスは、まさにヴィンテージ tweed アンプそのものです。
2. 3段階のトーンスイッチ
搭載されている3段階のトーンスイッチにより、サウンドのキャラクターを素早く切り替えることができます。タイトでパンチのあるサウンドから、よりフルでブライトなサウンドまで、楽曲やギターに合わせて最適なトーンを選択できます。
3. ギターボリュームへの反応性
ギターのボリュームノブ操作に対する追従性がとても高く、ギター側のボリュームを絞ることでクリーンなサウンドからクランチサウンドまでを一台でカバーできます。これは、ヴィンテージアンプをフルボリュームで弾いているかのような感覚を提供します。
4. 汎用性の高いコントロール
Volume、Tone、Drive のシンプルなコントロールながら、それぞれのツマミの可変幅が広く、多彩なサウンドメイクができます。Driveを抑えめに設定すればクリーンブースターとして、Driveを上げればパワフルなクランチオーバードライブとして機能します。
5. ペダルボードへの組み込みやすさ
現代のペダルボードシステムとの親和性も考慮されており、他のペダルとの組み合わせにおいても、そのサウンドキャラクターを損なうことなく、自然なオーバードライブサウンドを生み出します。インピーダンスへの影響も少なく、ストンプボックスとしての使い勝手も良いです。
まとめ
JHS / Artificial Blonde は、ヴィンテージ tweed アンプの魅力を凝縮した、とても完成度の高いオーバードライブペダルです。アンプライクなダイナミクスとウォームなサウンドは、クリーンアンプとの組み合わせはもちろん、他のオーバードライブやディストーションペダルとの併用でも、サウンドに深みと奥行きを与えます。ブルース、ロック、カントリーなど、幅広いジャンルで活躍できる、まさにクオリティの高い一本です。このペダルは、アンプライクなサウンドを求めるギタリストにとって、非常におすすめできるエフェクターです。