
Mi Audio
Crunch Box
Marshallアンプのクランチサウンドを再現することに特化したオーバードライブ/ディストーションペダル。ピッキングニュアンスに敏感で、バイト感のあるザクザクとした歪みが特徴で、ブルースからロックまで幅広く使えます。
Crunch Box のレビュー
Mi Audio / Crunch Box とは
Mi Audio / Crunch Box は、エフェクターブランド「Mi Audio」が製造するオーバードライブ/ディストーションペダルです。特に、クラシックなマーシャルアンプのような、ピッキングニュアンスに敏感なロックサウンドを再現することに特化しています。そのタイトでパワフルなサウンドは、様々なギタリストから支持を受けています。
Mi Audio / Crunch Box の特徴
1. クラシック・ロックサウンドの再現力
Crunch Boxの最大の特徴は、往年の名機であるマーシャルJCM800やPlexiアンプのサウンドを巧みに模倣している点です。ゲインを上げても低域が潰れることなく、リッチで倍音豊かなオーバードライブサウンドが得られます。ピッキングの強弱によってサウンドキャラクターが変化するレスポンスの良さは、クラシックロックはもちろん、ハードロックやブルースロックといったジャンルでも活躍できるでしょう。
2. 幅広いゲインレンジ
このペダルは、クランチサウンドからヘヴィなディストーションサウンドまで、幅広いゲインレンジをカバーしています。ゲインノブを低めに設定すれば、クリーンアンプに軽く歪みを加えるような、ウォームでピッキングニュアンスを活かしたサウンドが得られます。ゲインを上げていくと、タイトでアグレッシブなロックサウンドへと変化し、リフワークやリードプレイに十分なパワーを与えてくれます。
3. シンプルな操作性
Crunch Boxのコントロールは、Gain、Tone、Volumeの3つのノブのみと、とてもシンプルです。これにより、直感的にサウンドメイクをすることができます。複雑な操作に時間をかけずに、すぐに求めるサウンドにたどり着けるのは、現場での使用において大きなメリットと言えるでしょう。
4. 優れたアンサンブルへの溶け込み
Mi Audio Crunch Boxは、バンドアンサンブルの中で埋もれにくい、クリアでまとまりのあるサウンドが特徴です。他の楽器との兼ね合いを考慮した設計がされており、ギターソロはもちろん、リフを刻む際にもその存在感を発揮します。特に、タイトな低域と豊かな中域は、バンドサウンドに深みを与えます。
5. コンパクトな筐体
多くのエフェクターが搭載されたペダルボードでも場所を取りにくい、コンパクトな筐体も魅力です。限られたスペースを有効活用できるのは、多くのギタリストにとって嬉しいポイントでしょう。持ち運びにも便利で、様々なライブシーンやリハーサルで活躍します。
まとめ
Mi Audio / Crunch Box は、クラシックなロックサウンドを求めるギタリストにとって、とても魅力的なオーバードライブ/ディストーションペダルです。その優れた再現力、幅広いゲインレンジ、そしてシンプルな操作性は、多くのミュージシャンから高い評価を得ています。ギターサウンドに、パワフルかつニュアンス豊かな歪みを探しているなら、このペダルは非常におすすめできるエフェクターです。