
Mooer
Graphic B
10バンドのグラフィックイコライザー。各帯域の周波数レベルを細かく調整することで、ギターサウンドのキャラクターを劇的に変化させることができます。アンプやギターの特性を補正したり、狙った音色を作り出すのに役立ちます。
Graphic B のレビュー
Mooer / Graphic B とは
Mooer / Graphic B は、ギターサウンドの周波数帯域を細かく調整できるグラフィックイコライザーペダルです。6つのスライダーで、+/- 18dBの範囲で各帯域をブーストまたはカットすることで、ギターの音色を狙い通りに作り込むことができます。コンパクトながら、サウンドメイキングの幅を大きく広げるための実践的なツールと言えます。
Mooer / Graphic B の特徴
1. 6バンドのグラフィックEQ
このペダルは、60Hz、230Hz、750Hz、2.5kHz、8kHz、16kHzの6つの主要な周波数帯域を個別にコントロールできます。それぞれのスライダーを操作することで、ギターサウンドのキャラクターを大胆に変えたり、微妙なニュアンスを加えたりすることが可能です。例えば、低域のバイト感を強調したり、高域のきらびやかさを調整したりと、多様なアプローチで音作りができます。
2. 広いブースト/カットレンジ
各周波数帯域において、+/- 18dBという広いレンジでブースト・カットができます。これにより、サウンドを劇的に変化させることも、わずかな調整でサウンドの質感を向上させることもできます。ライブパフォーマンスでのハウリング対策や、レコーディングでの音源への馴染ませ方など、様々な状況に対応できる柔軟性を持っています。
3. コンパクトな筐体
Mooerのペダルらしく、非常にコンパクトなサイズに収まっています。これは、ペダルボードのスペースを有効活用したいギタリストにとって、とても大きなメリットです。多機能なエフェクターを多数使用するプロフェッショナルにとっても、ボード構築の自由度を高めてくれるでしょう。
4.bypass機能
トゥルーバイパス仕様となっており、エフェクトOFF時には信号の劣化を最小限に抑えます。これにより、常にクリアでダイレクトなギターサウンドを維持できます。複数のエフェクターを組み合わせる際に、サウンドの劣化を気にすることなく、安心して使用できる点はプロの現場でも重要視されるポイントです。
5. 堅牢な金属製筐体
小型ながらも、堅牢な金属製筐体を採用しています。これにより、ツアーやライブでの過酷な使用にも耐えうる耐久性を確保しています。信頼性の高い構造は、長期間にわたって安定したパフォーマンスを提供してくれるでしょう。
まとめ
Mooer / Graphic B は、そのコンパクトなサイズからは想像できないほどのサウンドメイキング能力を持つグラフィックイコライザーです。6バンドのEQと広いブースト/カットレンジにより、ギターサウンドのあらゆる側面を緻密にコントロールできます。ペダルボードのスペースを節約しつつ、サウンドの質を向上させたいギタリストにとって、とてもおすすめできるエフェクターです。