
Old Blood Noise
Expression Ramper
ペダルボードに接続したエクスプレッション・ペダルや、他のエフェクターのセンド/リターン端子に接続することで、エフェクトのパラメーターを滑らかかつダイナミックに変化させるためのアダプター。
Expression Ramper のレビュー
Old Blood Noise / Expression Ramper とは
Old Blood Noise / Expression Ramper は、ギターエフェクターに接続するエクスプレッション・ペダルやCV(コントロール・ボルテージ)信号を、よりダイナミックかつ多彩なサウンドメイクに活用するためのユニークなアダプターです。エクスプレッション・ペダルの挙動を細かくコントロールし、これまでにない表現力をギターサウンドに付加することが目的とされています。
Old Blood Noise / Expression Ramper の特徴
1. ペダル入力の拡張
標準的なエクスプレッション・ペダルだけでなく、TS-9タイプのペダルや、CV信号を出力するモジュラーシンセサイザーなど、多様なソースからのコントロール信号を受け入れることができます。これにより、ギターエフェクターの可能性が大きく広がります。
2. 複雑なコントロールの実現
ペダルからの入力信号を、Range、Rate、Depthといった複数のパラメータに割り当て、それぞれを個別に調整できます。これにより、単なる音量変化やワウ・ペダルのような効果だけでなく、ディレイのフィードバックを周期的に変化させたり、リバーブの decaying をドラマチックにコントロールしたりといった、より複雑なサウンドデザインが実現できます。
3. 3つのモードによる柔軟な操作
Ramperには、Range、Rate、Depthという3つのモードが搭載されています。Rangeモードでは、エクスプレッション・ペダルの効き幅を最小値と最大値で設定できます。Rateモードでは、ペダル操作の速さに連動して、エフェクトのモジュレーションレートを変化させることが可能です。Depthモードでは、ペダル操作に応じてモジュレーションの深さを調整できます。これらのモードを組み合わせることで、非常に緻密なコントロールができます。
4. CV入出力による拡張性
CV信号の入出力に対応しているため、モジュラーシンセサイザーとの連携や、複数のRamperを連結させて、より複雑なエクスプレッション・コントロール・チェーンを構築することもできます。これは、サウンドデザインの探求において、とても大きなアドバンテージとなります。
5. 直感的なインターフェース
各パラメータの調整は、ノブやスイッチによって直感的に行うことができます。複雑な設定も、実際のサウンドを聴きながら行うことができるため、試行錯誤もかんたんです。
まとめ
Old Blood Noise / Expression Ramper は、エクスプレッション・ペダルやCV信号を最大限に活用し、ギターエフェクターの表現力を飛躍的に高めることができるアダプターです。その多彩な機能と拡張性により、サウンドデザイナーやギターリストが求める、よりユニークでダイナミックなサウンドメイクをサポートしてくれることでしょう。音楽制作の現場で、新たなサウンドの可能性を追求したい方にとって、とても魅力的な製品です。このペダルは、サウンドに深みと個性を与える、おすすめのエフェクターです。