Radial / StageBug SB-1 DI とは

Radial / StageBug SB-1 DI は、アコースティック楽器のサウンドをPAシステムやミキサーにロスなく、かつノイズを抑えて送るためのパッシブDIボックスです。ギター、ベース、キーボード、マイクなど、様々な楽器のピエゾピックアップやラインアウト信号を、高品質なトランスフォーマーでバランスドXLR信号に変換します。

Radial / StageBug SB-1 DI の特徴

1. 高品位なトランスフォーマーによる優れた音質

SB-1 DIは、Radialが長年培ってきたトランスフォーマー設計技術を投入したカスタムトランスフォーマーを搭載しています。これにより、楽器本来の豊かな響きや繊細なニュアンスを損なうことなく、クリアでナチュラルなサウンドをPAシステムに伝えることができます。特にピエゾピックアップ特有の硬さや中音域のクセを自然に補正し、聴き心地の良いサウンドを実現します。

2. 堅牢な設計とコンパクトなサイズ

Radial製品らしい堅牢なメタル筐体は、ライブでの過酷な使用にも十分耐えうる設計となっています。また、ステージ上で場所を取らないコンパクトなサイズ感も魅力です。ペダルボードに組み込むことも、そのままエフェクトループに繋ぐことも、どのようなシチュエーションでも使いやすいデザインです。

3. パッシブ設計によるシンプルな操作性

SB-1 DIはパッシブタイプのため、電源を必要としません。電池交換やACアダプターの心配がなく、どこでもすぐに使用できる手軽さがとても魅力的です。複雑な設定も一切なく、楽器の出力端子とPAシステムのマイク入力をケーブルで繋ぐだけで、かんたんに使用を開始できます。

4. グラウンドリフト機能によるノイズ対策

ライブ会場などで発生しがちなアースループによるハムノイズやバズノイズは、サウンドの質を著しく低下させます。SB-1 DIにはグラウンドリフトスイッチが搭載されており、このスイッチをオンにするだけで、そのようなノイズを効果的に除去できます。これにより、クリーンでクリアなサウンドを維持することが可能です。

5. PADスイッチによる入力レベル調整

楽器によっては出力レベルが高く、DIボックスの入力が歪んでしまうことがあります。SB-1 DIには-15dBのPADスイッチが搭載されており、高出力の楽器を使用する際にも入力レベルを適切に調整できます。これにより、歪みを防ぎ、常に最適な信号レベルでPAシステムに送ることができます。

まとめ

Radial / StageBug SB-1 DI は、アコースティック楽器のサウンドを忠実に、そしてノイズレスでPAシステムに送るための優れたDIボックスです。その高品位なトランスフォーマー、堅牢な設計、シンプルな操作性、そして強力なノイズ対策機能は、プロフェッショナルの現場でも高い評価を得ています。ライブパフォーマンスで楽器本来のサウンドを最大限に引き出したいと考えるミュージシャンにとって、非常におすすめできる製品です。