
Revv Amplification
G3
ハイゲインサウンドに特化したディストーションペダル。マーシャルのJCM800やSoldano SLO-100のような、パワフルでバイト感のあるモダンなロックサウンドを再現します。
G3 のレビュー
Revv Amplification / G3 とは
Revv Amplification / G3 は、カナダのギターアンプメーカーであるRevv Amplificationが開発した、ハイゲイン・ディストーションペダルです。Revv Amplificationが誇るハイエンドアンプのサウンドを、ペダルエフェクターという形で手軽に再現することを目指して設計されています。そのサウンドは、パワフルかつタイトでありながら、ピッキングニュアンスへの追従性も高いことから、多くのプロギタリストから支持を得ています。
Revv Amplification / G3 の特徴
1. Revv アンプ直系のハイゲインサウンド
G3は、Revv Amplificationのフラッグシップモデルである「Generator」シリーズのアンプサウンドを基に設計されています。そのサウンドは、モダンなハイゲインサウンドはもちろんのこと、ヴィンテージライクなクランチサウンドまで幅広くカバーできる懐の広さが魅力です。特に、メタルやハードロックといったジャンルで求められる、コシのあるミッドレンジとタイトな低域は、G3ならではのサウンドと言えるでしょう。
2. 3チャンネル仕様による多彩な音作り
G3は、Clean、Blue、Redの3つのチャンネルを備えています。Cleanチャンネルでは、アンプのクリーンチャンネルのようなハリのあるサウンドを、Blueチャンネルでは、オーバードライブからクランチ、そして軽めのディストーションサウンドを、Redチャンネルでは、パワフルなハイゲインディストーションサウンドを出力できます。これにより、一台で様々なサウンドメイクが可能となり、ライブパフォーマンスにおいても、ギター一本で多彩な表現を実現できます。
3. Toneカット・ノブによるサウンドシェイピング
G3には、特徴的なToneカット・ノブが搭載されています。このノブは、ギターアンプのサウンドにおいて、時に耳障りになりがちな高域の「ピーキーさ」を調整するために設計されています。これにより、どんなアンプやスピーカーシステムと組み合わせても、聴き心地の良い、まとまりのあるサウンドを作り出すことができます。非常に繊細な調整ができるため、求めるサウンドに近づけることがかんたんです。
4. DIアウトとキャビネットシミュレーター搭載
G3は、標準的なギターエフェクターとしての使用はもちろんのこと、DIアウト端子も備えています。このDIアウトは、キャビネットシミュレーターを内蔵しており、PAシステムやミキサーに直接接続する際にも、アンプを通したような自然で豊かなサウンドを出力できます。レコーディングやライブでのサウンドチェックなど、様々な場面で活躍してくれる機能です。
5. 堅牢なメタル筐体と直感的な操作性
Revv Amplification製品全般に言えることですが、G3もまた、非常に堅牢なメタル筐体で製造されています。ライブでの激しい使用にも耐えうる耐久性は、プロフェッショナルの現場で求められる信頼性を提供します。また、各チャンネルのゲインやボリューム、トーンコントロールは、直感的に操作できるレイアウトになっており、サウンドメイクに集中できる点も評価できます。
まとめ
Revv Amplification / G3 は、Revv Amplificationが培ってきたハイエンドアンプのサウンドを、ペダルエフェクターという手軽な形で実現した、とてもパワフルで汎用性の高いディストーションペダルです。モダンなハイゲインサウンドを求めるギタリストはもちろんのこと、クランチサウンドやクリーンサウンドも必要とするギタリストにとっても、その多彩な機能と高いサウンドクオリティは、大きな魅力となるでしょう。様々なアンプとの相性も良く、レコーディングからライブまで、あらゆる場面で活躍できるエフェクターです。ギターサウンドの幅を広げたいと考えているプロフェッショナルなギタリストに、ぜひおすすめしたいエフェクターです。