
Roland
JX-08
伝説的なアナログシンセサイザー「JX-3P」を現代的なモデリング技術で再現したコンパクトなシンセサイザー/エフェクター。内蔵エフェクトも多彩で、ギターサウンドに独特の質感を加えることができます。
JX-08 のレビュー
Roland / JX-08 とは
Roland / JX-08 は、1985年に発売されたアナログシンセサイザー「JX-08」のサウンドを現代の音楽制作環境で再現する、コンパクトなシンセサイザーモジュールです。単なる復刻に留まらず、オリジナルモデルの魅力を引き継ぎつつ、最新のテクノロジーを搭載しています。
Roland / JX-08 の特徴
1. オリジナルJX-08のサウンドを忠実に再現
ローランドが誇るACB(Analog Circuit Behavior)テクノロジーにより、オリジナルJX-08の温かみのあるアナログサウンドを忠実に再現しています。分厚いパッドサウンドや、艶やかなリードサウンドなど、原曲の持つ独特なキャラクターをそのままに、現代のトラックに溶け込ませることができます。
2. 拡張されたエフェクトセクション
オリジナルモデルにはなかった、モジュレーション、ディレイ、リバーブといった、高品質なエフェクトを内蔵しています。これらは独立してコントロールでき、サウンドメイクの幅を格段に広げます。特に、コーラスやディレイはJX-08らしいサウンドをさらに豊かに彩ります。
3. 豊富なプリセットとエディット機能
プリセットサウンドは100種類以上を収録し、すぐにでもトラック制作に投入できるサウンドが満載です。さらに、各パラメーターを細かくエディットできるため、オリジナルのサウンドから大きくかけ離れた新しい音色を作り出すこともできます。シンセサイザーとしての探求心を刺激するでしょう。
4. USB-C接続とDAW連携
USB Type-C端子を搭載しており、PCやタブレットとの接続がかんたんです。USBオーディオ/MIDIインターフェースとしても機能するため、DAWとの連携もスムーズに行えます。電源供給もUSBからできるため、場所を選ばずにセッティングできるのも魅力です。
5. コンパクトで堅牢なデザイン
手のひらに収まるほどのコンパクトな筐体ながら、金属製の堅牢なボディでできています。ライブパフォーマンスでの持ち運びはもちろん、デスクトップでの使用でも場所を取らず、スタイリッシュな存在感を放ちます。
まとめ
Roland / JX-08 は、往年の名機JX-08のサウンドを現代の音楽制作環境に蘇らせた、とても魅力的なシンセサイザーモジュールです。オリジナルサウンドの再現性に加え、拡張されたエフェクトや豊富なエディット機能は、サウンドメイキングの可能性を大きく広げてくれます。DAWとの親和性も高く、トラック制作のインスピレーション源としても活躍するでしょう。音楽制作のプロフェッショナルにとって、持っておいて損はないおすすめの製品です。