
Spaceman Effects
Apollo VII
オールドスクールな回路設計とユニークなコントロールを備えた、真空管ライクなオーバードライブ/ファズペダル。ピッキングニュアンスに敏感で、クリーミーなサステインから荒々しいファズまで多彩なサウンドメイクが可能。
Apollo VII のレビュー
Spaceman Effects / Apollo VII とは
Spaceman Effects / Apollo VII は、イタリアのハンドメイドエフェクターブランド「Spaceman Effects」が手がける、アナログディレイペダルです。そのユニークなサウンドキャラクターと、洗練されたデザインで、多くのギタリストを魅了しています。
Spaceman Effects / Apollo VII の特徴
1. 豊かで温かみのあるアナログディレイサウンド
Apollo VII は、高品質なアナログ回路を採用しており、温かく、ふくよかなアナログディレイサウンドを生み出します。テープエコーやヴィンテージアナログディレイを彷彿とさせる、心地よい揺らぎと倍音豊かな残響が特徴です。
2. 細やかなコントロール性
ディレイタイム、フィードバック、レベルといった基本的なパラメーターに加え、MOD(モジュレーション)コントロールが搭載されています。このMODノブで、ディレイ音の揺れ具合を調整でき、コーラスやフランジャーのような効果から、テープエコー特有の「ワウ」感まで、幅広い表現を可能にします。
3. 内蔵トリマーによるサウンドメイクの幅広さ
ペダル内部には、さらに2つのトリマーが搭載されています。これらを使用することで、ディレイ音のキャラクターをより細かく調整できます。例えば、VOICINGトリマーで高音域の減衰具合を調整したり、SATURATIONトリマーでフィードバック音の歪み具合をコントロールしたりと、自分好みのサウンドを追求できます。
4. 強固で美しい筐体デザイン
Spaceman Effectsのペダルは、そのサウンドだけでなく、外観の美しさでも知られています。Apollo VII も例外ではなく、堅牢な金属筐体は、ステージでの過酷な使用にも耐えうる設計です。また、個性的なグラフィックデザインは、ペダルボードに個性を与えます。
5. 幅広いジャンルへの対応力
その温かくもクリアなサウンドは、クリーンなアルペジオから、歪んだギターサウンドの残響まで、様々な音楽ジャンルに対応できます。アンビエントなサウンドスケープの構築や、リードギターの彩りとして、またバッキングギターの奥行きを出すためにも、その能力を発揮します。
まとめ
Spaceman Effects / Apollo VII は、アナログディレイの持つ魅力を最大限に引き出した、とても素晴らしいエフェクターです。その豊かで温かみのあるサウンド、細やかなコントロール性、そして美しいデザインは、音楽制作のプロフェッショナルの要求にも応えられるポテンシャルを秘めています。サウンドメイクの幅を広げたい、個性的なアナログディレイを探している方にとって、Apollo VII は間違いなくおすすめできるエフェクターです。