
Way Huge
Green Rhino MkII WHE-202
ブルージーでウォームなサウンドが特徴のオーバードライブペダル。クラシックなチューブアンプのような自然な歪みで、ピッキングニュアンスにも敏感に反応します。ソロからリズムまで幅広く使えます。
Green Rhino MkII WHE-202 のレビュー
Way Huge / Green Rhino MkII WHE-202 とは
Way Huge / Green Rhino MkII WHE-202 は、チューブアンプライクなオーバードライブサウンドを追求したペダルです。クリッピング方式の切り替えにより、幅広いサウンドメイクを実現し、ピッキングニュアンスへの追従性も高いため、ダイナミクスを活かした演奏に適しています。
Way Huge / Green Rhino MkII WHE-202 の特徴
1. 3段階のクリッピング切り替え
このペダルは、内部のミニスイッチによって3段階のクリッピングモードを選択できます。LED、シリコンダイオード、そしてゲルマニウムダイオードと、それぞれ異なるキャラクターの倍音とコンプレッション感を生み出します。LEDモードはオープンでアタックが強く、シリコンモードはタイトでパワフル、ゲルマニウムモードはウォームでスムースなサウンドが得られます。これにより、クリーンブーストからクランチ、さらにヘヴィなディストーションまで、一台でカバーできる懐の広さを実現しています。
2. ゲインとボリュームの独立したコントロール
ゲインノブで歪みの量、ボリュームノブで出力レベルをそれぞれ調整できます。ゲインを絞ればクリーンブーストとして、軽く歪ませればレスポンスの良いオーバードライブとして、さらにゲインを上げていけばパワフルなディストーションペダルとしても使用できます。ボリュームノブは、プッシュアップして音量を稼ぎたい場面や、アンプをプッシュしてさらなる倍音を引き出したい場合にも有効です。
3. トーンコントロールの柔軟性
トーンノブは、高域のキャラクターを細かく調整するのに役立ちます。ローエンドを損なわずに高域のきらびやかさを加えたり、逆に不要な高域をカットしてスムースなサウンドにしたりと、サウンドに求めるニュアンスに合わせて調整できます。
4. Midi-Chorus & Fuzz pedigree
Way Hugeブランドの伝統とも言える、表現力豊かなサウンドメイクの思想がこのペダルにも息づいています。ピッキングの強弱やギターのボリュームノブ操作への追従性がとても高く、まるでアンプ直のようなフィーリングで演奏に集中できます。
5. コンパクトながらパワフルなサウンド
そのコンパクトな筐体からは想像できないほど、パワフルで音楽的なサウンドを生み出します。単体での使用はもちろん、他のエフェクターとの組み合わせでも、そのキャラクターを失うことなく、サウンドに深みと粘りを加えることができます。
まとめ
Way Huge / Green Rhino MkII WHE-202 は、その多彩なクリッピングオプションと優れたレスポンスにより、幅広いジャンルやプレイスタイルに対応できるオーバードライブペダルです。クリーンブーストからヘヴィなディストーションまで、一台で様々なサウンドメイクをしたいギタリストにとって、とても魅力的な選択肢となるでしょう。既存のサウンドに艶や倍音を加えたい、あるいは新たなサウンドキャラクターを探求したいという方にも、ぜひ試していただきたいおすすめのエフェクターです。