
Dunlop
Cry Baby 535Q
多彩なワウサウンドをコントロールできる、現代的なクライベイビー。Q値(ワウのピークの鋭さ)や周波数レンジを調整できるため、ヴィンテージサウンドからモダンなサウンドまで幅広く作り出せます。
Cry Baby 535Q のレビュー
Dunlop / Cry Baby 535Q とは
Dunlop / Cry Baby 535Q は、ギター演奏に個性的な表現力をもたらすワウペダルです。数あるワウペダルの中でも、その多彩なサウンドメイク能力と使いやすさから、多くのギタリストに愛用されています。原音のキャラクターを損なうことなく、楽曲に彩りを与えるサウンドを生み出すことができます。
Dunlop / Cry Baby 535Q の特徴
1. 4つの異なるワウサウンド切り替え
535Qは、ペダル本体のスイッチで4種類の異なるワウサウンドを選択できます。ヴィンテージライクなサウンドから、モダンでアグレッシブなサウンドまで、楽曲やギターの特性に合わせて最適なサウンドを選べるのは大きな魅力です。この多様性により、一台で幅広いジャンルに対応できます。
2. Qコントロールによる周波数帯域の調整
「Q」コントロールノブを回すことで、ワウサウンドのピークの鋭さ、つまり周波数帯域の広がりを細かく調整できます。この機能を使うことで、サウンドのキャラクターをより繊細にコントロールし、オリジナリティあふれるワウサウンドを作り出すことが可能です。微細なニュアンスの表現にも貢献します。
3. バランス・コントロールによる出力レベル調整
「Balance」コントロールで、ワウサウンド時の出力レベルを調整できます。これにより、ワウを踏み込んだ際の音量変化をコントロールし、ミックスの中で埋もれてしまったり、逆に目立ちすぎたりするのを防ぎます。ギターソロでの音量アップや、クランチサウンドへの馴染ませ方など、柔軟な音作りができます。
4. 6段階のゲインブースト
ペダル中央の「Boost」ノブを回すことで、最大18dBまでのゲインブーストが可能です。これは、ギターソロで一気に音を前に出したい時や、サウンドに厚みを加えたい時にとても役立ちます。ソロパートの存在感を高め、楽曲全体のダイナミクスを豊かにします。
5. 頑丈な筐体と信頼性
Dunlop製品ならではの堅牢な筐体は、ライブでの激しい使用にも耐えうる信頼性を持っています。長年の使用にも安心感があり、エフェクターボードに組み込む際にも、その頑丈さは大きなメリットとなります。
まとめ
Dunlop / Cry Baby 535Q は、その多彩なサウンドバリエーションと細かなサウンドメイク能力により、ギタリストの表現の幅を大きく広げてくれるワウペダルです。4種類のワウサウンド切り替え、Qコントロール、バランス・コントロール、ゲインブーストといった機能は、楽曲の雰囲気に合わせた理想のワウサウンドを追求する上で、とても強力な武器となります。ギターサウンドに更なる深みと個性を加えたいプロフェッショナルなギタリストにとって、これは非常におすすめできるエフェクターです。