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Korg X-911 Guitar Synthesizer

Korg

X-911 Guitar Synthesizer

Synth Voice

ギターの音をシンセサイザーの音色に変換するエフェクター。ピッチシフト、エンベロープフィルター、オシレーターなど多彩な機能を搭載し、ギターサウンドを劇的に変化させることができます。


X-911 Guitar Synthesizer のレビュー

Korg / X-911 Guitar Synthesizer とは

Korg / X-911 Guitar Synthesizer は、1980年代に登場したギターシンセサイザーです。ギターの信号をMIDI信号に変換し、外部のシンセサイザーや音源モジュールをギターで演奏できるようにする、画期的な製品でした。ギターを演奏する感覚で、多彩なシンセサウンドをクリエイトできる点が魅力です。

Korg / X-911 Guitar Synthesizer の特徴

1. ギター演奏をシンセサイザーサウンドへ

X-911の最大の特徴は、ギターのピッキングやフィンガリングといった演奏ニュアンスを捉え、それをシンセサイザーの音色へと変換できる点にあります。これにより、ギタープレイヤーは馴染みのある演奏スタイルを保ちながら、これまでになかったサウンドテクスチャーを探求できます。

2. MIDI出力による自由な音作り

ギター信号をMIDI信号に変換して出力できるため、X-911本体だけでなく、あらゆるMIDI対応シンセサイザーやハードウェア音源、DAW上のソフトウェア音源などをコントロールできます。これにより、ギターサウンドからストリングス、ブラス、パッド系サウンドまで、幅広い音色をギターで演奏することが可能です。

3. ボイシングモードの搭載

X-911には、ギターのフレットボード上の音程関係を考慮して、コード演奏時に最適なボイシングを自動的に生成する「ボイシングモード」が搭載されています。これにより、ギターで複雑なコード進行をシンセサイザーサウンドで表現する際に、より洗練された響きを得ることができます。

4. オクターブシフト機能

ギターの低音弦側と高音弦側で別々のアンプシミュレーターやエフェクターを通すことができる「オクターブシフト機能」が搭載されています。これにより、ギターのレンジを拡張し、ベースラインとリードフレーズを同時に演奏したり、低音弦側で太いシンセベースサウンド、高音弦側でリードサウンドといった使い分けもできます。

5.MIDIコントロール機能

X-911は、ギター演奏に加えて、MIDIコントローラーとしても機能します。ピッチベンドやモジュレーションホイールといったMIDIコントロール情報をギター演奏と連動させることができるため、シンセサイザーの表現力をさらに広げることができます。

まとめ

Korg / X-911 Guitar Synthesizer は、ギターの演奏性とシンセサイザーのサウンドデザインを融合させた、当時としては非常に革新的な機材でした。ギタープレイヤーがシンセサイザーサウンドを直感的に操ることを可能にし、音楽制作の幅を大きく広げるポテンシャルを秘めています。現代においても、そのユニークな機能とサウンドは、新たな音楽表現を求めるクリエイターにとって、とても魅力的な選択肢となるでしょう。サウンドメイキングの可能性を追求したい音楽制作のプロフェッショナルに、ぜひおすすめしたい一台です。


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