
MFB
Dominion Club
アナログモノフォニックシンセサイザー。コンパクトながらもパワフルなサウンドメイクが可能で、モジュラーシンセのような柔軟なパッチングも楽しめます。フィルターやエンベロープ、LFOなどが搭載され、多様な音作りができます。
Dominion Club のレビュー
MFB / Dominion Club とは
MFB / Dominion Club は、ドイツのシンセサイザーメーカーMFBが製造する、アナログモノフォニックシンセサイザーです。コンパクトな筐体ながら、パワフルなサウンドと多彩な機能を備えており、ライブパフォーマンスやスタジオでのサウンドメイキングに活用できる設計となっています。
MFB / Dominion Club の特徴
1. クラシックなアナログサウンド
Dominion Clubは、オシレーター、フィルター、VCAといったアナログ回路にこだわり抜いた設計となっています。これにより、ウォームでパンチのある、クラシックなアナログシンセサイザーサウンドを実現しています。太いベースラインからリードサウンドまで、幅広い音作りができます。
2. 多機能なVCO
2つのVCOを搭載しており、それぞれに異なる波形(ノコギリ波、矩形波、三角波、サイン波)を選択できます。また、ピッチモジュレーションやパルス幅モジュレーションなど、多彩なモジュレーションソースを割り当てることもでき、サウンドに表情を与えることが可能です。
3. 強力なVCF
Dominion ClubのVCFは、24dB/octのローパスフィルターを採用しており、パワフルなサウンドキャラクターを持っています。レゾナンスを効かせた際の効果も大きく、耳に痛くないながらも存在感のあるサウンドメイクができます。カットオフ周波数とレゾナンスは、それぞれ独立したノブで調整できます。
4. 柔軟なモジュレーションルーティング
LFO、エンベロープジェネレーター、キーボードトラッキングなど、多彩なモジュレーションソースとデスティネーションを備えています。これらのルーティングは、パッチベイを介して細かく設定できるため、複雑なサウンドテクスチャやダイナミックなサウンドの変化を作り出すことができます。
5. コンパクトで堅牢なボディ
Dominion Clubは、そのコンパクトなサイズにも関わらず、堅牢なメタルボディを採用しています。これにより、ライブでの使用にも耐えうる耐久性を実現しています。また、省スペースで設置できるため、限られたスペースでの音楽制作にも適しています。
まとめ
MFB / Dominion Club は、アナログシンセサイザーらしいパワフルで表情豊かなサウンドを、コンパクトな筐体に凝縮したモデルです。その柔軟なモジュレーション機能と堅牢な設計は、音楽制作のプロフェッショナルにとって、ライブパフォーマンスからスタジオワークまで、様々なシーンで活躍するおすすめのエフェクターと言えるでしょう。