
MXR
78 Custom Badass Distortion
ヴィンテージなチューブアンプのクランチサウンドを再現するディストーションペダル。ゲイン、トーン、ボリュームのシンプルなコントロールで、パワフルでピッキングニュアンスに忠実な歪みを生み出します。クラシックなロックサウンドに最適。
78 Custom Badass Distortion のレビュー
MXR / 78 Custom Badass Distortion とは
MXR / 78 Custom Badass Distortion は、クラシックなハイゲイン・ディストーションサウンドを現代的なアプローチで再構築したペダルです。ピッキングへの追従性がとても高く、ピュアなロックサウンドからハードロック、ヘヴィメタルまで幅広いジャンルに対応できる懐の深さが魅力です。
MXR / 78 Custom Badass Distortion の特徴
1. ヴィンテージライクなサウンドニュアンス
このペダルは、60年代後半から70年代にかけて登場した伝説的なディストーションペダルにインスパイアされています。いわゆる「ローゲイン」でありながら、バイト感のあるアタックと豊かなサステインを持ち合わせており、ピッキングの強弱によってサウンドキャラクターを変化させることができます。クリーンブーストやオーバードライブとの組み合わせで、より繊細なニュアンスを表現する際にも活躍します。
2. ゲインレンジの広さ
「Badass Distortion」という名前から想像するよりも、ゲインレンジは広くなっています。ノブを左に回しきると、ウォームでスムーズなオーバードライブサウンドが得られ、右に回すにつれて、タイトでパワフルなディストーションサウンドへと変化していきます。これにより、単なるディストーションペダルとしてだけでなく、幅広いサウンドメイクに対応できる汎用性を備えています。
3. 直感的な操作性
コントロールは、VOLUME、TONE、DISTORTIONの3ノブという、とてもシンプルな構成になっています。それぞれのノブの効きが分かりやすく、音楽制作の現場で時間をかけずに最適なサウンドを見つけ出すことができます。複雑な設定に悩むことなく、すぐに理想のサウンドにたどり着けるでしょう。
4. THICK / BOOST スイッチ
このペダルの特徴の一つが、THICK / BOOST スイッチです。THICKモードでは、サウンドに低域とサステインが加わり、よりファットでパワフルなトーンになります。BOOSTモードでは、中域が強調され、ソロパートなどでギターサウンドを際立たせるのに役立ちます。このスイッチ一つで、サウンドのキャラクターを大きく変化させることができるため、多様な演奏シーンに対応できます。
5. 堅牢な筐体と品質
MXR製品らしい、頑丈なメタル筐体を採用しています。ツアーなどで激しい使用にも耐えうる堅牢性は、プロフェッショナルな現場で信頼できるポイントです。また、高品質なパーツを使用しているため、長期にわたって安定したパフォーマンスを発揮します。
まとめ
MXR / 78 Custom Badass Distortion は、クラシックなディストーションサウンドを基調としつつ、現代的な演奏スタイルにも対応できる柔軟性を持ち合わせたペダルです。その直感的な操作性と、THICK / BOOST スイッチによるサウンドの変化は、ギタリストの表現の幅を広げてくれるでしょう。ロック、ハードロック、メタルといったジャンルはもちろん、様々な音楽制作の現場で活躍する、とてもおすすめできるディストーションペダルです。