
MXR
M116 Fullbore Metal
ハイゲインでパワフルなディストーションサウンドを特徴とするギター用エフェクター。メタルミュージックに最適化されており、タイトでアグレッシブな歪み、幅広いEQコントロール、さらには内蔵ノイズゲートを備えています。
M116 Fullbore Metal のレビュー
MXR / M116 Fullbore Metal とは
MXR / M116 Fullbore Metal は、ヘヴィなサウンドを追求するギタリストのために開発されたディストーションペダルです。タイトでアグレッシブな歪みを中心に、幅広いモダンメタルサウンドメイクに対応します。
MXR / M116 Fullbore Metal の特徴
1. 多彩なサウンドメイクを可能にするEQセクション
このペダルは、Bass、Mid、Trebleといった一般的なEQに加え、Mid-Shapeスイッチを搭載しています。このMid-Shapeスイッチによって、ミッドレンジのキャラクターを大きく変化させることができます。これにより、ヌケの良いアタック感のあるサウンドから、ウォームで太いサウンドまで、状況に応じて的確な音作りができます。
2. ゲインとボリュームの独立したコントロール
ゲインノブは、クランチサウンドから激しいディストーションまで、歪みの深さを細かく調整できます。ボリュームノブは、エフェクト音量だけでなく、アンプへの信号レベルを最適化するためにも使用できます。これにより、ステージでの音量調整や、他のエフェクターとの音量バランスを整えることがかんたんです。
3. Tight/Looseスイッチによる低域の調整
Tight/Looseスイッチは、ペダル全体の低域のタイトさを調整します。Tightに設定すると、低域が引き締まり、ヘヴィなリフに求められるモダンなアタック感が得られます。Looseに設定すると、より豊かでサステインのあるサウンドとなり、ブルージーなディストーションや、より開放的なリードサウンドにも対応できます。
4. Boostフットスイッチによる音量アップ
本体前面には、独立したBoostフットスイッチが搭載されています。このスイッチを踏むことで、設定したゲイン量とは別に、音量を持ち上げることができます。ソロパートでの音量アップや、楽曲の展開でサウンドを際立たせたい場面で、とても効果的です。
5. 堅牢なMXRならではの設計
MXR製品の特長である堅牢なメタル筐体は、ライブでの激しい使用にも耐えうる設計です。コンパクトなサイズながら、必要な機能が凝縮されており、ペダルボードへの組み込みやすさも考慮されています。
まとめ
MXR / M116 Fullbore Metal は、モダンメタルシーンで求められるヘヴィなサウンドを、多彩なコントロールと優れた操作性で実現してくれるディストーションペダルです。EQセクションの柔軟性や、Mid-Shapeスイッチ、Tight/Looseスイッチによる低域の調整能力は、このペダルの大きな魅力と言えます。アグレッシブなギターサウンドを追求するギタリストにとって、とても強力な相棒となるはずです。ぜひ一度、そのサウンドを試してみていただきたいおすすめのエフェクターです。