
MXR
M173 Silicon Fuzz Classic 108
ヴィンテージなシリコンファズサウンドを再現したエフェクター。ゲイン、トーン、ボリュームのシンプルなコントロールで、暖かくバイト感のあるファズサウンドから、攻撃的でサステインのあるサウンドまで幅広く設定できます。
M173 Silicon Fuzz Classic 108 のレビュー
MXR / M173 Silicon Fuzz Classic 108 とは
MXR / M173 Silicon Fuzz Classic 108 は、伝説的な60年代後半のファズサウンドを再現することを目指した、クラシックなシリコントランジスタを使用したファズペダルです。ヴィンテージファズの持つ独特な倍音構成と、ピッキングニュアンスへの繊細な反応性を現代の音楽制作環境でも利用できるように設計されています。
MXR / M173 Silicon Fuzz Classic 108 の特徴
1. シリコントランジスタによるヴィンテージサウンド
このペダルは、ゲルマニウムトランジスタとは異なる、シリコントランジスタ特有のブライトでアグレッシブなファズサウンドを生み出します。60年代後半に流行した、ジミ・ヘンドリックスやローリング・ストーンズといったアーティストが使用したファズサウンドを彷彿とさせる、荒々しくも音楽的な倍音を特徴としています。
2. ピッキング・レスポンス
ピッキングの強弱によってファズの歪み具合が変化する、優れたダイナミクス表現ができます。弱く弾けばクランチサウンド、強く弾けば濃密なファズサウンドへと自然に変化するため、ギター本体のボリュームコントロールと合わせて、表現の幅を広げることが可能です。
3. クリーン・ブースト・スイッチ
本体側面に搭載されたミニスイッチは、クリーン・ブースト機能を提供します。このスイッチをオンにすることで、ファズサウンドのキャラクターを維持したまま、音量を持ち上げることができます。リードパートでの音量アップや、アンプへのプッシュなど、多彩な使い方ができます。
4. シンプルなコントロール
VOLUME、TONE、FUZZの3つのノブという、非常にシンプルなコントロールレイアウトを採用しています。これにより、直感的にサウンドメイクを行うことができ、迷うことなく目的のサウンドへ到達できます。複雑な操作が苦手な方でも、かんたんに使いこなせるでしょう。
5. コンパクトで堅牢な筐体
MXRらしい、コンパクトで堅牢な金属製筐体を採用しています。ペダルボードへの収まりが良く、ツアーなどで酷使される環境でも安心して使用できる堅牢性を持っています。
まとめ
MXR / M173 Silicon Fuzz Classic 108 は、ヴィンテージライクなシリコンファズサウンドを求めるギタリストやプロデューサーにとって、非常に魅力的な選択肢となります。そのピッキング・レスポンスの良さ、クリーン・ブースト機能、そしてシンプルな操作性は、様々なジャンルの音楽制作において活躍するでしょう。このペダルは、サウンドに刺激的な変化をもたらす、おすすめのエフェクターです。