
MXR
M222 Talk Box
ギターのサウンドを声のように「ワウワウ」と聞かせるエフェクター。アンプのスピーカーからの音をチューブを通して口元に送り、それをマイクで拾ってエフェクト音を作る、独特なサウンドを生み出します。
M222 Talk Box のレビュー
MXR / M222 Talk Box とは
MXR / M222 Talk Box は、ギターやボーカルに独特の「トーキング」サウンドを加えることができるエフェクターです。ギターのサウンドをアンプに送るだけでなく、付属のチューブを通して演奏者の口元へ送り、口の開閉や舌の動きによってサウンドを変化させます。このエフェクターは、数々のレコーディングやライブで印象的なサウンドを生み出してきた歴史を持つ、象徴的なエフェクターと言えます。
MXR / M222 Talk Box の特徴
1. 伝統的なトーキング・サウンドを忠実に再現
MXR M222 Talk Box は、オリジナルのトークボックスのサウンドキャラクターを現代の音楽制作環境に合わせて忠実に再現しています。ピート・フォッテンやジョー・ウォルシュといったギタリストが使用した、あの印象的な「歌うような」ギターサウンドを、手間なく手に入れることができます。
2. ギターだけでなくボーカルにも使用可能
このエフェクターはギター専用というわけではありません。マイクからのボーカルサウンドを同様にチューブに通すことで、ボーカリストにも独特の表現力を与えることができます。ライブパフォーマンスでのサプライズや、レコーディングでのボーカルエフェクトとして、新しいアイデアを生み出すことができるでしょう。
3. ギターアンプへのルーティングも可能
多くのトークボックスは、ギターサウンドをチューブに送るためにアンプをバイパスする必要がありますが、M222 Talk Box はギターサウンドをアンプに送るための「GUITAR OUT」端子を備えています。これにより、トークボックスサウンドと原音のブレンド、またはトークボックスサウンドのみをアンプから出力するなど、柔軟なサウンドメイクができます。
4. シンプルな操作性と堅牢な筐体
ペダルボードへの組み込みも考慮された、シンプルで直感的な操作性も魅力です。必要なコントロールは最小限に抑えられており、すぐにサウンドメイクに入ることができます。また、MXRならではの堅牢なメタル筐体は、ツアーなどでの過酷な使用にも耐えうる設計となっています。
5. 外部エフェクターとの組み合わせで無限の可能性
M222 Talk Box の前段や後段に他のエフェクターを組み合わせることで、サウンドの可能性はさらに広がります。例えば、ディストーションを前段に入れればよりアグレッシブなサウンドに、リバーブやディレイを後段に加えれば、より空間的な広がりを持ったサウンドにすることもできます。
まとめ
MXR / M222 Talk Box は、そのユニークなサウンドキャラクターと使い勝手の良さから、多くのミュージシャンに愛され続けているエフェクターです。ギター、ボーカル問わず、サウンドに個性とインパクトを与えたいと考えている方にとって、とても強力なツールとなるでしょう。このエフェクターを導入することで、音楽制作の幅が大きく広がることは間違いありません。このエフェクターは、ぜひ試していただきたいエフェクターです。