
Trogotronic
679 MiniSynth CV
ユニークなサウンドを生み出すモジュラーシンセサイザー。CV/Gate入出力に対応し、外部シンセやシーケンサーと連携して多彩な音色変化やシーケンス演奏が可能。
679 MiniSynth CV のレビュー
Trogotronic / 679 MiniSynth CV とは
Trogotronic / 679 MiniSynth CV は、コンパクトな筐体に多彩な機能を詰め込んだアナログシンセサイザー・モジュールです。単体での楽器としても、他のモジュラーシンセサイザーシステムと連携させるためのCV(Control Voltage)対応機器としても活用できます。そのユニークなサウンドキャラクターと柔軟なコントロール性が、音楽制作の現場で新たなインスピレーションをもたらすでしょう。
Trogotronic / 679 MiniSynth CV の特徴
1. クラシックなアナログサウンド
679 MiniSynth CV は、暖かく、それでいてエッジの効いたアナログサウンドを生成します。オシレーター、フィルター、エンベロープといった基本的なシンセサイザーの要素を搭載しており、クラシックなリードサウンドから個性的なサウンドエフェクトまで、幅広い音作りができます。
2. CV/Gateによる外部コントロール
モジュラーシンセサイザーとの連携を前提としたCV/Gate入出力を備えています。これにより、外部シーケンサーや他のモジュールからのコントロール信号で、679 MiniSynth CV のピッチ、ゲート、モジュレーションなどを制御できます。複雑なシーケンスやユニークなサウンドデザインの構築が、とてもスムーズに行えるようになります。
3. 内蔵シーケンサーとアルペジエーター
単体での演奏性を高める内蔵シーケンサーとアルペジエーターも搭載しています。これらの機能を活用することで、複雑なフレーズやパターンを素早く作成し、セッションや楽曲制作に活用できます。直感的な操作で、アイデアを形にすることが可能です。
4. コンパクトで堅牢なデザイン
手のひらサイズのコンパクトな筐体ながら、Trogotronicならではの堅牢な作りは健在です。ライブパフォーマンスでの持ち運びや、限られたスペースでのシステム構築にも適しています。タフな現場でも安心して使用できる設計となっています。
5. 多彩なエフェクト機能
内蔵されているエフェクトは、サウンドに個性と深みを与えます。ディレイやモジュレーション系のエフェクトは、サウンドに空間的な広がりや動きを加え、楽曲の表現力を豊かにします。これらのエフェクトは、CVコントロールにも対応しており、リアルタイムでの変化も楽しめます。
まとめ
Trogotronic / 679 MiniSynth CV は、そのユニークなサウンド、拡張性の高さ、そして堅牢なデザインから、音楽制作のプロフェッショナルにとって非常に魅力的なツールです。単体でのシンセサイザーとしての活用はもちろん、モジュラーシンセサイザーシステムにおける個性的なボイスとしても、その真価を発揮します。新しいサウンドの探求や、既存のワークフローに刺激を与えたいクリエイターにとって、まさにうってつけのエフェクターと言えるでしょう。