
Artec
SE-EQ8 Graphic EQ
8バンドのグラフィックイコライザーで、ギターサウンドの周波数帯域を細かく調整し、音作りを豊かにします。プレゼンスやパンチの強調、不要なノイズのカットなどに威力を発揮します。
SE-EQ8 Graphic EQ のレビュー
Artec / SE-EQ8 Graphic EQ とは
Artec / SE-EQ8 Graphic EQ は、8バンドのグラフィックイコライザーとして、ギターサウンドの周波数特性を細かく調整できるコンパクトエフェクターです。ライブパフォーマンスからレコーディングまで、幅広い場面でギターサウンドのニュアンスを追求するギタリストやサウンドエンジニアに選ばれています。
Artec / SE-EQ8 Graphic EQ の特徴
1. 8バンドの的確な周波数調整
SE-EQ8は、31.25Hzから16kHzまでの8つの周波数帯域を+/- 12dBの範囲で調整できます。これにより、ギターサウンドの基音や倍音成分をピンポイントでブーストまたはカットし、理想的なトーンを作り出すことが可能です。例えば、バンドサウンドの中で埋もれがちなギターのプレゼンスを強調したり、不要な低域の濁りをカットしたりと、サウンドメイクの幅を大きく広げます。
2. スムーズな操作感と視認性の高いスライダー
各周波数帯域に独立したスライダーが配置されており、直感的な操作でサウンドメイクが行えます。スライダーの動きはとてもスムーズで、微細な調整でも意図した通りの変化を得やすい設計です。また、スライダーにはLEDインジケーターが付いているため、暗いステージ上でも設定状態を把握しやすい点も魅力です。
3. コンパクトながら堅牢な筐体
コンパクトなサイズながら、金属製の堅牢な筐体を採用しています。これにより、ギターエフェクターボードに組み込みやすく、また、ライブでの激しい使用にも耐えうる耐久性を備えています。ペダルボードのスペースを有効活用したいプロフェッショナルにとって、このコンパクトさと堅牢性の両立はとても重要です。
4. クリーンブーストとしても活躍
EQとしての機能に加えて、レベルコントロールによりクリーンブーストとしても使用できます。ソロパートで音量を持ち上げたり、アンプのキャラクターをさらに引き出したい時などに活躍します。過度な音量アップではなく、あくまでサウンドの質感を損なわずに音圧を調整したい場合に、とても重宝します。
5. 低ノイズ設計
プロフェッショナルな現場では、ノイズの少なさはとても重要です。SE-EQ8は、低ノイズ設計が施されており、ブースト時でも耳障りなノイズが少ないため、ギター本来のサウンドキャラクターを活かしたまま、クリアな音質でイコライジングできます。
まとめ
Artec / SE-EQ8 Graphic EQ は、その8バンドの的確な周波数調整能力、スムーズな操作性、そしてコンパクトながら堅牢な筐体により、ギターサウンドの可能性を大きく広げるエフェクターです。クリーンブーストとしても活用でき、低ノイズ設計も相まって、プロフェッショナルな現場でも安心して使用できるでしょう。サウンドメイクにこだわりを持つギタリストやエンジニアにとって、これはとてもおすすめです。