
Dunlop
JH-1
ジミ・ヘンドリックスが愛用した伝説的なファズ・フェイスの復刻版。ヴィンテージサウンドを忠実に再現し、温かみのある太い音色から、激しく歪んだサウンドまで幅広い表現が可能。ギターのボリュームコントロールへの追従性も高く、表現力豊かな演奏をサポートします。
JH-1 のレビュー
Dunlop / JH-1 とは
Dunlop / JH-1 は、伝説的なギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが愛用したことで知られるファズ・エフェクターです。その独特のサウンドは、数多くのギタリストに影響を与え、今なお多くのレコーディングでその姿を見ることができます。シンプルながらも奥深いサウンドメイクができることが、このペダルの魅力と言えるでしょう。
Dunlop / JH-1 の特徴
1. 独特のファズ・サウンド
JH-1の最大の特徴は、その温かくも歪みの深さが際立つファズ・サウンドにあります。単なるノイズではなく、ギターのピッキングニュアンスを忠実に拾い上げ、歌うようなサスティンを生み出します。コードを弾けばリッチな倍音が得られ、単音で弾けばジューシーで感情的なソロを奏でることができるでしょう。
2. シンプルなコントロール
コントロールは「VOLUME」と「FUZZ」の2ノブのみと、とてもシンプルです。しかし、この2つのノブの組み合わせで、サウンドの幅が大きく広がります。FUZZノブを上げれば歪みが深くなり、VOLUMEノブで出力レベルを調整することで、クリーンブーストから強烈なファズまで、多彩なサウンドメイクがかんたんにできます。
3. ヴィンテージライクな筐体とサウンド
JH-1は、そのデザインもヴィンテージライクで、所有欲を満たしてくれます。サウンドも往年のヴィンテージファズを忠実に再現しており、現代の機材とも違和感なく溶け込みます。特に、テレキャスターやストラトキャスターといったシングルコイルピックアップとの相性は抜群で、あの時代特有のサウンドを求めるプレイヤーにとっては、まさにうってつけのペダルです。
4. 低~中ゲインでの扱いやすさ
ファズペダルの中には、ゲインを上げすぎると扱いにくくなるものもありますが、JH-1は低~中ゲイン域でのニュアンス表現がとても豊かです。クランチサウンドに軽くファズを乗せるような使い方から、リードトーンとしてしっかりとした歪みを得るまで、幅広いセッティングでその実力を発揮します。
5. 他のエフェクターとの組み合わせ
JH-1は、単体でも素晴らしいサウンドですが、他のエフェクターとの組み合わせでさらに可能性が広がります。例えば、ワウペダルとの組み合わせは、ジミ・ヘンドリックスサウンドの定番であり、強力な相乗効果を生み出します。また、オーバードライブやディストーションと組み合わせることで、よりアグレッシブなサウンドを作ることもできるでしょう。
まとめ
Dunlop / JH-1 は、その歴史的背景と、時代を超えて愛され続けるサウンドクオリティから、多くのギタリストにとって特別な存在です。シンプルながらも奥深いサウンドメイクができるこのペダルは、ブルース、ロック、サイケデリックなど、様々なジャンルで活躍できるでしょう。特に、ギターサウンドに独特の個性と温かみを与えたいと考えているプロフェッショナルなギタリストには、ぜひとも試していただきたいおすすめのファズ・エフェクターです。