
Dunlop
John Petrucci Cry Baby Wah
プログレッシブ・メタルの巨匠ジョン・ペトルッチのシグネチャー・ワウペダル。彼の要求に応え、タイトでパンチのあるサウンドと、豊かな倍音と表現力豊かなスイープを実現しました。様々なジャンルに対応できる汎用性の高さも魅力。
John Petrucci Cry Baby Wah のレビュー
Dunlop / John Petrucci Cry Baby Wah とは
Dunlop / John Petrucci Cry Baby Wah は、プログレッシブ・ロックバンド「ドリーム・シアター」のギタリスト、ジョン・ペトルッチ氏のシグネチャー・ワウペダルです。彼の求めるクリアで音楽的なサウンドと、演奏時の快適性を追求して開発されました。ステージでの使用はもちろん、レコーディングにおいてもその実力を発揮できるペダルと言えます。
Dunlop / John Petrucci Cry Baby Wah の特徴
1. ジョン・ペトルッチ監修によるサウンドキャラクター
このペダルは、ジョン・ペトルッチ氏本人がサウンドメイキングに深く関与し、彼が求めるエッジの効いた、それでいて歌うようなワウサウンドを実現しています。ピッキングニュアンスに繊細に反応し、ギターのボリュームコントロールとの相性もとても良いです。
2. 3つのサウンドモード
内部のミニスイッチにより、3つの異なるワウサウンドを選択できます。
- "Gt" (Standard): クラシックなCry Babyサウンドで、幅広いジャンルに対応できます。
- "Fu" (Funk): よりファンキーで、アタック感の強いサウンドです。カッティングプレイなどに最適でしょう。
- "Al" (All): これら2つの中間的なキャラクターで、よりモダンなニュアンスを持ち合わせています。
3. 堅牢な筐体と信頼性の高いフットスイッチ
ライブでの激しい使用にも耐えうる、頑丈な金属製筐体を採用しています。また、オートリターン機能付きのフットスイッチは、踏み込みの深さでON/OFFを切り替えられるため、演奏中にペダルのON/OFFを間違える心配がありません。これは、瞬時のエフェクト切り替えが求められるプロの現場ではとても重宝する機能です。
4. 外部ボリュームペダルとしての使用
このペダルは、ワウペダルとしての機能だけでなく、外部ボリュームペダルとしても使用できる設計になっています。これにより、1台で2役をこなすことができ、ペダルボードの省スペース化にも貢献します。ボリュームペダルとして使用する際は、トゥルーバイパス仕様のため、信号の劣化も最小限に抑えられます。
5. LEDインジケーター
ペダルのON/OFF状態を示すLEDインジゲーターを装備しています。ステージ上での視認性も高く、エフェクトがかかっているかどうかの確認をかんたんに行えます。暗いステージでも迷うことなく演奏に集中できるでしょう。
まとめ
Dunlop / John Petrucci Cry Baby Wah は、ジョン・ペトルッチ氏のサウンドへのこだわりが詰まった、非常に音楽的で実用的なワウペダルです。3つのサウンドモード、オートリターン機能付きフットスイッチ、そしてボリュームペダルとしても使用できる汎用性は、プロフェッショナルなギタリストにとって、サウンドメイクの幅を広げる強力なツールとなるでしょう。このペダルは、ギターサウンドに新たな表現力を加えるおすすめのエフェクターです。