
Dunlop
LEO NOCENTELLI CRY BABY
ファンクギタリスト、レオ・ノチェンティリ(Galt MacDermot Trio, Wild Cherry)のシグネチャーモデルで、彼が使用したヴィンテージクライベイビーのサウンドを再現したワウペダル。ヴィンテージライクな中音域の暖かさと、パンチのあるアタックが特徴。
LEO NOCENTELLI CRY BABY のレビュー
Dunlop / LEO NOCENTELLI CRY BABY とは
Dunlop / LEO NOCENTELLI CRY BABY は、ザ・ネプチューンズのリー・ノーチェンティ氏とのコラボレーションによって誕生した、ワウペダルです。彼のユニークなサウンドメイクにインスパイアされたこのペダルは、クラシックなCry Babyサウンドを基盤としつつ、現代的な音楽制作にも対応できる多彩な表現力を備えています。
Dunlop / LEO NOCENTELLI CRY BABY の特徴
1. 独自のエクスプレッションカーブ
このペダルは、通常のCry Babyとは異なる、よりスムースで音楽的なトーンカーブを持っています。これにより、アグレッシブなサウンドだけでなく、繊細で表情豊かなワウサウンドもかんたんに作り出すことができます。ボーカルやキーボードなど、ギター以外の楽器にも応用できる懐の深さが魅力です。
2. ワイドレンジな周波数特性
ローエンドからハイエンドまで、幅広い帯域をカバーする周波数特性を有しています。これにより、ギターのサウンドキャラクターを大きく変えることなく、ワウエフェクトをかけることが可能です。アンサンブルの中でも埋もれにくく、存在感のあるサウンドメイクが期待できます。
3. ミニマルなコントロール
操作系は、ワウペダルの基本となる「VOLUME」と「WAH」のみに集約されています。これにより、直感的な操作が可能で、演奏中にサウンドを微調整する際にもストレスを感じません。複雑な設定に時間をかけることなく、すぐにサウンドメイクに入ることができます。
4. コンパクトな筐体
従来のCry Babyペダルよりも一回り小さい、コンパクトな筐体を採用しています。ペダルボードのスペースを節約できるため、複数のエフェクターを所有している方にとって、とても扱いやすい設計と言えるでしょう。
5. 堅牢な構造
ペダルとしての使用に耐えうる、堅牢な構造で作られています。ライブでの激しい使用にも耐えうる信頼性の高さは、プロフェッショナルな現場でも安心して使用できるポイントです。
まとめ
Dunlop / LEO NOCENTELLI CRY BABY は、クラシックなワウサウンドに新たな息吹を吹き込んだ、とても魅力的なエフェクターです。その独自のエクスプレッションカーブとワイドレンジな特性は、ギターはもちろん、様々な楽器のサウンドクリエイティブに貢献します。音楽制作のプロフェッショナルにとって、サウンドの幅を広げるための強力なツールとなるでしょう。このペダルは、サウンドメイクに新たな可能性をもたらす、おすすめの一品です。